老朽化が進む松戸市役所本庁舎の建て替え問題で、松戸市議会特別委員会が開催されました。
 
松戸駅東口国有地(8,745㎡)を移転建替え用地として33億5,000万円で購入する議案が賛成多数で「可決すべき」とされました。
 

 

 
この件については、賛否は別にして、市民の皆様に大変ご心配をおかけしています。
 
と申しますのも、
 
令和5年5月 本会議では「否決」
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行政から新たな提案がある等、今回の特別委員会に至りました。
 
今回の審議にあたり、会派「市民クラブ」内で激論が交わされました。いろいろな意見がありましたが、私の意見だけ述べさせていただきます。
 
◎「否決」時の土地購入費は30億2,000万円だった。
◎たった1年で約3億円も土地代が上がってしまった。
◎会派「市民クラブ」が指摘した7つの課題のうち、4つの改善点があった
 
 
ここで2つのポイント整理。
 
①改善不足のため「否決」。 → しかし、地価高騰により、土地代は年々上昇傾向(税金)
②仮に今回「否決」をしても、本郷谷市政は提案し続けることを予測。 → 市長が変わる以外ない。 
③市民から「いつまでやっているのか?」とお叱りの声(※私のところへ)
④倒壊リスクのある市庁舎を早く建替えしなければならない
 
 
以上から、あくまでも私の考えですが、
 
結局市長が変わらない限り、議論は平行線。最優先は早期市庁舎建設で、いつまでも議論を先延ばしできない。行政の改善点もあり、今後も土地代が上昇することを考えれば、「賛成」するべきであるという結論に至りました。
 
 
特別委員会では、「なぜ質疑をしないのか?」という意見も出ました。言い訳になってしまうかもしれませんが、会派内で侃侃諤諤に議論をし、会派で決まった最大公約数を、『会派を代表して』特別委員会に臨んでいます。つまり、会派内では右から左までいろいろな意見がある中で、今までの本会議や特別委員会で議論・討論した内容の延長戦上で、どちらにも偏らずに当日を臨んでいます。私の発言にって組織が二分されないか等、考えてしまいます。
 
 
せめても、大塚は何を考えているのかをこのブログで紹介させていただきたいと思いました(※特別委員会での発言も、SNSでの発信も、言葉の重み・説明責任は市民へ等しく伝わると考えます)。
 
 
ちなみに「反対」された方のご意見は
・総事業費を示さないのは白紙委任と同じ
・市民への説明が不足
・移転までの間、仮庁舎を検討するべき
・2/3以上の議決が必要となる住所移転条例案をまず提出するべき
 
 
皆様はいかがお考えでしょうか。
 

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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