子育て支援の場でも『AI』による活用がはじまっています。
 
千葉県印西市。
 
「産後うつ」や「子育てに不安や悩みを抱えやすい家庭」などをいち早く支援につなげるため、妊娠の届け出や乳幼児健診などの機会を捉えて、情報を集めています。
 
 
集めた情報をもとに、保健師たちが話し合って具体的な支援につなげています。
 
しかし、保健師の経験の差がでてしまうことが課題となっていました。
 
そこで導入したのが『AI』。
導入により、経験の差を補完することが狙いの一つです。
 
妊娠を届け出た際の面談記録や乳幼児健診の記録、親の経済状況など5つの課が保管する50項目のデータを読み込ませます。
 
さらに、『AI』に産後うつなどについての過去の研究データを取り込みます。
 
こうした情報から子育ての不安などを抱えやすい家庭や産後うつについて支援の優先度を表示します。
 
保健師の判断に『AI』のデータを組み合わせることで、支援の見落としを防ぎたいとしています。
 
印西市コメント:「やはり経験値の差が支援や相談の現場で出てきてしまっていたので、『AI』の力を入れて、ある程度、補助的に分析をかけていきたいと思います。」
 
 
専門家コメント:「人の目が届きにくいところをAIやデジタルがバックアップすること。こどもや親子に対して、手厚く関われる体制を作っていく意味で、デジタルやAIの活用が期待されていると思います。」
 
 
印西市の取り組みは大変素晴らしいと思います。
 
松戸市も子育て支援に『AI』を活用して、抜け目ない充実した支援策を展開してほしいと思います。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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