先日、全国幹事長会議が開催されました。
 
47都道府県の幹事長が集結し、地方の声を届けたようです。記事に書いてある様に、「批判の電話鳴りやまない」、「憤る地方」はまさにその通りだと思います。
 
私も毎朝、駅に立っていますが、怒鳴られない日はありません。
このブログが更新された頃にも、きっと誰かに怒鳴られているでしょう。
 
それだけ国民は怒っています。
 
世論調査を見れば、この現状を首相も理解していると思いますが、何となく報道を見る限り、『地方の現状』がわかっていないような気がします。
 
まさか、頭の中では『このまま首相として9月の総裁選で再任したい』と考えてはいませんか?と言いたくもなります。
 
私は周りも周りだと思います。自身の出世、立ち位置を考えて、『何も言わない』『苦言を呈さない』は組織として成り立っていません。言いにくいことを言える環境があってこそ、民主主義としての機能が働いていると言えます。
 
その点、安倍元総理は、良し悪しの議論は別にして、正面から批判を受ける、言いにくいことを言える環境があったと言えます。
 
万が一、言いにくいことを上に言った。
結果、その人を左遷。
悪者扱い。
 
もし、そんな組織だったら、決して良い仕事ができるとは思えませんし、結果もでず、支持率も上がってこないでしょう。
 
私が責任者の立場であれば、言いにくいことを言ってくれる人ほど、自分の近くに配置をする。時には喧嘩になってしまうかもしれませんが、議論をしっかりとした上で、一つの決断をしたいと考えます。
 
岸田首相誕生時、岸田ノートを見せながら、『聞く力』と言いました。
残念ながら、ノートを見せながら、『聞く力』という方ほど、聞いてくれないし、独断で判断し、失敗してしまうように思えてなりません。
 
同士に何の相談もなしに、突然『派閥を解消する』など、正直、首相が『何を考えているのか』わからなくもなります。
 
『今更、岸田総理に何を言っても時間の無駄』とも言う市民もおり、不甲斐ない現状にどうすることもできない私自身にも苛立っています。
 
それでも、私の地元、河上しげる前幹事長ならば、きっと岸田総理にも『思ったことをしっかり伝える』し、そこに妥協はないと思います。政治家は自身の考えを言えなくなったら、それまでです。
 
やっぱり自分の声で、訴え続けるしかないんだろうな~。
 
と考えさせられる今日この頃です。
 
責任ある立場の皆様はいかがお考えでしょうか?
 
 
 

****************************************

 

松戸市議会議員 大塚けんじ

ホームページ:http://k-kaikaku.com/

ブログ:https://ameblo.jp/kenjiotsuka77/

メール:kansha.sunao.geza@gmail.com

 

****************************************