首都直下地震により、板橋区の避難者は最大で9万9,000人にのぼるようです。
 
課長コメント:「冬の期間の場合、ライフラインが止まると、全く暖房も効かないので、そういった中で、避難所生活を長されるというのは非常に過酷」
 
 
避難所での災害関連死を防ごうと、板橋区が昨年から進めているのが、住民にいち早く『広域避難』してもらう態勢づくりです。
 
避難先は8つの県と13の市町村。
ホテルなどに後期高齢者を中心に50人~300人目途に受け入れてもらう計画。
合計2,000人。
 
課長コメント:「避難所で生活するのは劣悪な環境になるので、そこを改善するには物を充足するということもあるのですが、ライフラインが止まっている状況で、そういった環境改善がすぐにできるかというとできないので、『災害弱者』と呼ばれている方々には、できるだけいい環境のところにうつっていただくほうがいいのかなぁという考え方です。」
 
 
他市へ避難する際、距離があります。
そこで、以下タイムラインで避難をするとのことです。
 
バスは受け入れ先の自治体は準備し、発災から3週間後を目途に板橋区に戻る計画です。
 
専門家コメント:「1,000万人の人がどこへ行くのかと。都内でみんな頑張ってくれと言われてもそれは難しい。そういった意味では、本当に『広域避難』考えないといけないのは大都市の特にマンションの人たち。移送の手段をどうするのかとか、いろいろな課題はあると思いますけれども、なかなか『広域避難』自治体の壁みたいなものがあって具体的な議論が進んでいなかったが、大きな一歩を踏み出したかなぁと思います。」
 
 
【課題について】
・費用の負担はどちらが
・民間の宿泊施設の協力をどこまで得らるか
・慣れない土地で広域避難生活に馴染めるか
 
 
首都直下地震が起きた際、松戸市は『広域避難』を
・受け入れる側なのか

・広域避難を促す側なのか

 
意見が分かれるところかもしれませんが、どちらも準備しておかなくてはなりません。松戸市の現状と今後について、3月の定例会で議論したいと思います。
 
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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