朝刊で気になった記事を数点ピックアップし、ご紹介したいと思います。
①横断歩道「二段階」でも徐行を
子どもや高齢者の安全対策、横断歩道や信号機の効率的な運用の一環として、信号のない横断歩道を2回に分けて渡る「二段階横断歩道」の導入が進んでいます。朝日新聞の記事ですが、東松戸駅前が大きく取り上げられていました。
【二段階横断歩道の特徴】
・車道の真ん中にある歩行者の待機所「交通島」を経由し、片車線ずつ安全を確認できる
・1回の横断距離が短くなり、歩行者の安全性が向上する
・「交通島」で道路の幅員を狭めているため、車の通過速度が抑制される
千葉県警は道路を管理する県や市町村と協議をしながら、今後も二段階横断歩道を導入する方針とのことです。
【参考ブログ】
二段階横断歩道の完成! | 【自民党】松戸市議 大塚けんじオフィシャルブログ (ameblo.jp)
②公共施設 進む統廃合
埼玉県北本市が紹介されていました。
・90以上ある公共施設の約7割が築30年以上
・市の人口約6万6000人 → 2055年 約3万9000人 の予測
・公共施設を改修などで使い続ければ今後約40年で必要なコストは約1024億円
そこで、北本市は一昨年、公共施設の総床面積を56年度までに半分にする目標を掲げ、統廃合計画を作成しました。
【統廃合計画について】
・総務省は2014年から複数回にわたり、数値目標付きで統廃合計画をつくるよう自治体に通知
・統廃合にかかる工費の約45%は国からの地方交付税交付金で賄う仕組み
国の方針を受けて、自治体は「新たな市民サービスを提供できないか」と模索しているようです。
そもそも『統廃合計画』を松戸市は作成しているのか?
確認したいと思います。
③救命救急に空飛ぶクルマ活用を
宮崎県延岡市。
市の構想では、人を乗せて空を移動する次世代の乗り物「空飛ぶクルマ」をドクターカーのように活用するもの。
・空飛ぶドクターカー
・救急車
・病院
いずれもオンラインシステムで傷病者の情報を共有し、速やかな対応を可能とします。
延岡市は国のデジタル田園都市国家構想交付金を活用し、5か年計画で取組むとのことで、総事業費計約8億4000万円と見込んでいます。25年の大阪・関西万博で計画される空飛ぶクルマの飛行が成功すれば、さらに注目される事業となるでしょう。
松戸市総合医療センターは松戸市のど真ん中にありますが、小金・六実・高塚新田・矢切地区からは遠く、救急医療体制の整備が課題になっているようにも感じます。
そこで、松戸市総合医療センターの屋上には、緊急着陸できる設備が整っている現状から、『空飛ぶドクターカー』を先進事例として研究してみてはどうでしょうか。
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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