不登校児童生徒は10年連続で増加を続け、過去最多となっています。このうち学校内外で相談や指導を受けられていない子どもは11万人余りにのぼっています。
こうした中、子どもたちの居場所づくりで『第2の教室』として注目される取り組みが紹介されていました。
ある生徒の実例です。生徒は以下理由で不登校になりました。
不安から眠れない日々が続き、生活が昼夜逆転していきました。
コメント:「いざ学校に行こうとしてもどうしても腹痛とか頭痛とか。精神的なものから行けなかったです。将来とか考えてしまってどんどん不安になって、何も手につかなくなっていきました。」
家で一人で勉強することに限界を感じていた時、『夜間中学』を知りました。
この夜間中学では外国籍を含む10代から80代18人が学んでいます。
夜間中学は本来中学生は通うことはできません。しかし、この学校は昨年国から「不登校特例校=学びの多様化学校」の指定を受け、全国で唯一現役の中学生の受け入れをはじめました。
中学生を受け入れるために、通常の授業以外に週に2回0時間目として教員と基本の復習などを行います。
別の生徒。
コメント:「朝は元気じゃないけど夜になったら元気というのがあって、夜の学校だったら夜は元気だから行けるかもって思って。ここに来てから勉強面でも安心できるようになったし、毎日来るのが楽しくて。」
新たな目標ができたと言います。
コメント:「進学は諦めかけてたけど、ここにきて全日制の高校。やっぱり友達作ったり、みんな笑っている。そんな感じの楽しい青春を過ごしてみたくて。今の目標は全日制の高校に入ることです。」
学校はこうした取り組みが子どもたちの『学びの場』になるのではないかと手ごたえを感じはじめているようです。
夜間中学先生コメント:「子どもたちは基本的には学びたいと勉強したいという思いは大なり小なりあると思うんです。昼間だから夜だからというどちらがいいとかではなくて、さまざまな選択肢を通して公教育として準備して、そこに子どもたちが納得してそしてそこが最適になっていくという選択肢をどこまで増やしていけるかだと思います。」
松戸市にも『夜間中学』があります。
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こうした事例を参考に、不登校の生徒(中学生)を受け入れてはいかがでしょうか。
【参考HP】
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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