12月定例会が昨日で終わりました。
何回かに分けて、審議内容をお知らせさせていただきたいと思います。
今回は『イスラエル・パレスチナ紛争』を取り上げたいと思います。
以下、某会派より提出された『決議(案)』です。正式な文書ではないため、一部公開に留めますが、我が会派では大変重要な『決議』であるという共通認識はありました。
内容を見てみると、
・イスラエル軍が(略)多数の子どもを含む数百人の民間人が死傷したと報じられている。
・ガザ保健当局によるとパレスチナ側の死者は1万人を超えており・・・
と書かれておりました。
一方、会派内で出てきた意見です。
・ガザ保健当局の報道機関のみを記載している
・イスラエル軍側の報道内容はない
・どちらが正しい情報なのか、判断は難しい
・私たち市議会が中東問題に『意見』する立場なのか
ちなみに『私の考え』は以前書いたブログの通りです。
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【会派内の意見集約】
・1日も早く戦争を終結するべきである
・私たちの対案も出すべきだ
ということで、私たち会派「市民クラブ」は以下の通り、決議(対案)を作成しました。(※正式な文書ではなくなったため、一部公開に留めます)
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この対案をもって、当初決議(案)を出した会派と意見集約をしました(※会派の代表者同士)。
協議経過についてはこの場で控えますが、
結果として、私たちの対案は受入れらず、
決議(案) → 意見書
議員提出議案として定例会最終日に審議することになりました。
全文は以下の通りです。
『ガザ保健当局によると・・・・』という部分が残りました。
会派内で再協議したところ、この意見書については、『賛成できない』という結論に至りました。
これが一連の流れになります。
意見書は表題について 〇 or × で各議員の政策レポートに掲載されることがあります。政治家は結果が全てなので、それは致し方ないと考えますが、せめてもこのブログをご覧の皆様には、
・会派内でしっかりと議論をしている
・場合によっては対案を作成し、相手と交渉している
・その結果〇か×を決める
こうしたプロセスを経ての賛否結果であるということをご理解いただきたいと思います。言い訳のように聞こえてしまったら申し訳ありません。
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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