日本経済新聞。
今年も松戸市が第1位に輝きました。昨年は東京都豊島区に抜かれ、第2位と悔しい想いをしましたが、本当に良かったです。
 

 

【記事のポイント】

・松戸市は妊産婦向け支援や保育の質など多くの項目で高得点だった

・親子で遊んだり、専門知識のある職員と話したりできる「おやこDE広場」などの整備が代表的な取り組み

・孤立しがちな妊産婦も気軽に訪れて様々な悩みを相談できる(駅周辺28箇所)。

・保育所などを利用していない2歳未満の子どもがいる家庭や妊婦を対象に家事支援サービスも8月に始めた

・妊娠36週以降の健診などで使うタクシーの費用も1回3000円まで補助(※里帰り出産時も利用可)。

・学習院大学の秋田喜代美教授は「松戸市など上位の自治体は独自調査で子育て世帯のニーズを把握し、きめ細かな支援に努めている」と指摘

 

 

 

以下、今定例会、私が行った『子育て政策』に関する質疑です。少し長いやり取りになりますが、ご覧ください。

 

【参考ブログ】

【松戸市】お母さんが選ぶ住みたいまち 第1位 | 【自民党】松戸市議 大塚けんじオフィシャルブログ (ameblo.jp)

 

【12月定例会:一般質問】

◎子育て政策について 

日経デュアルの「共働き子育てしやすいまちランキング全国編1位」をはじめ、「日本子育て支援大賞」を受賞されたことはご案内の通りです。さて、株式会社KG情報が運営する「賃貸スタイルコラム」で「住みたいまち」アンケート調査が行われたようです。子どもがいる20代~30代の女性550人の回答があり、「住みたいまち」に何と松戸市が第1位に選ばれました。皆様はご存じだったでしょうか。ホームページを見る限り、調査項目など細かな点まで記載されておらず、何が評価されたのかは正直わかりませんでした。それでも第1位になるということは素晴らしいと思います。 

 そこで質問ですが、様々な賞で外部から評価されていますが、選ばれた理由についてどう捉えていますか、お答え下さい。 また、これに満足することなく子育て政策を前進させてほしいのですが、今後松戸市が取り組むべき課題は何があるでしょうか、お答え下さい。 

 

【子ども部長答弁】

本市ではこれまで、核家族化の進展や共働き世帯の増加など、子どもや子育てを取り巻く環境が大きく変化するなか、保育の量及び質の確保等による待機児童対策や、乳幼児親子の居場所の充実など、妊娠期から子育て期まで切れ目のない子育て支援の充実を進めてまいりました。 

 日経「共働き子育てしやすいまちランキング全国編1位」など、議員ご案内の外部からの評価につきましては、こうした取り組みが評価されたものと認識しております。また、本年6月にほっとるーむ八柱へ岸田首相が訪問し、「こども政策対話」が実施されたことも、本市の子育て支援が先進的に取り組んでいる好事例として評価いただいた結果であると認識しております。 

 今後の課題といたしましては、喫緊の課題として、コロナ下で人と人とのつながりが希薄になり、ますます孤立が問題となった「妊産婦への支援」がございます。本市ではこれまで、保健師・社会福祉士・助産師が常駐する「親子すこやかセンター」を全国に先駆けて設置し、包括的な相談を実施しているほか、産後ケア事業を宿泊型、日帰り型、訪問型へ拡充するなど、妊産婦支援の充実を図ってまいりました。 

 しかしながら、核家族化など社会環境の変化により、出産・育児をサポートしてくれる存在や相談できる人がいないことが、妊産婦の不安や負担につながっています。また、女性の社会進出の増加に伴い、晩婚化・晩産化が進んできております。このような背景のもと、これから子どもを産み育てようとする妊産婦への支援はまだまだ不足しているものと認識しており、妊産婦自体への支援の充実はもとより、社会全体で妊産婦にやさしいまちづくりを進めていくことがより一層重要になってくるものと認識しております。 

 今後の具体的な支援といたしましては、妊産婦がレスパイト目的でも利用できる一時預かり事業の拡充や、産前産後の家事育児支援の強化、妊産婦タクシーの助成要件の拡大などにより、妊産婦の心と体の負担を軽減する取り組みを検討してまいりたいと考えております。 

 最後に、妊産婦への支援には、父親の育児参加の促進をはじめ、街なかや職場での気づかいなど、妊産婦が社会全体で支えられ、応援されているという実感を得られることが重要であると考えております。より安心して妊娠・出産・子育てができる環境づくりを目指して、引き続きさまざまな課題に取り組んでまいります。 

 

 以上、答弁といたします。 

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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