子育て世代を支援しようと、横浜市はIT企業と連携して、子どもの習い事などの送り迎えをタクシーが代行する取り組みの実証実験を来月から行うことにしました。
 
スマートフォンの専用アプリで日時や乗り降りする場所をリクエストすると複数の子どもをピックアップする効率的なルートをAIが考え出す仕組みで、料金は検討中とのことです。
 
IT企業社長:『子育て層のみなさまの希望の光になるような実証実験になればと思います。』
 
 
来年4月ごろの本格実施を目指すようです。
 
さて、松戸市。
令和3年度松戸市一般会計:『習い事送迎委託1,000万円』
 
と予算計上をしていました。しかし、令和3年度松戸市一般会計補正予算(第11回)で、『財源なく習い事送迎できた』という理由で、
▲1,000万円(全額減)した経緯があります。
 
松戸市は横浜市よりも先見性があり、先に事業実施をしていたことになります。その点は素晴らしいと思います。今回、横浜市はIT企業連携してタクシー送迎を行うとありました。
 
 
【事業のポイント】
・不審者など安全面を考えたら、時代に合った施策と考えられる
・共働き世帯にとっては有難い
・料金体系、行政との負担割合が課題
・行政が「タクシー利用するまで」予算化する必要があるのかという議論
・松戸市は習い事送迎委託で予算化した経緯有
 
 
私は減額修正をした際、総務財務常任委員として質疑をしました。当時、制度設計の甘さなどを指摘した経緯があります(詳しくは松戸市議会会議録検索システムを)。
 
(※検索→ 習い事 送迎 と打って下さい)
 
一度、減額した予算を再計上することは、大変難しいと思いますが、横浜市の事例研究を行い、再考するのも一つの案です。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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