発達障がいの有無などを調べる検査。
この検査を受けるのに約半年かかるなど、疑問視されています。検査の予約が取れずに支援が遅れてしまうケースが出てきてしまっているようです。
 
『発達・知能検査』・・・学校の学びに困難さを覚える子どもが支援学級に入ったり、自立活動を学んだりする特別支援教育を受ける前に必要としている自治体があります。
 
検査体制の仕組みが誰でもすぐに受けられるようになっていないのでは・・・?
 
 
【民間検査機関の現状】
元小学校の校長でスクールカウンセラーをつとめている方が面接します。検査ではことばの理解力、記憶力を調べる等、複数の課題が設定されています。具体的な課題の内容は非公開となっていますが、子どもは口頭で答えたり、用紙に記入したりして回答します。検査時間は1時間~2時間ほど。
 
 
検査を行うには以下のような専門資格が必要です。
 
『数字が出ればいいという問題ではなく、そのときの受検態度とか、困っているとか、拒否しているとか、どれくらい集中できないかとか、そこから読み取って保護者の方にわかりやすく、また先生に伝わるような書き方をしなければならないので、支援方法も考えなければならない。』
 
支援方法の作成費用も含めると、4万円以上の費用がかかることもあります。
 
検査は基本的には医療保険の対象となります。しかし、民間の検査機関では医師がいないため、保険適用とはならず、国の補助もありません。
 
つまり、無料検査に予約が集中し、有料でも検査を受けざるを得ないということです。検査を受けるのに数か月かかってしまうのは、この無料検査に予約が集中しているというこです。
 
ここに課題があると思われます。
 
『市とか区の相談所に行っても1か月先、2か月先と言われるので、ひどいときは半年待ちというので、今困っているのにどうするのですかとなる。』
 
記者:『検査ができずに支援開始が遅れることがありますが、どう思いますか?』
回答:『最悪ですね。子どもは日々困っていますからね。毎日毎日、毎時間毎時間、学習があるわけで、常につらい思いをするので、もう学校へ行きたくないとなるお子さんも結構います。』
 
都内では200程の医療機関が公表されています。
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少し古いデータですが、総務省が2017年に行った調査結果は以下の通りです。
 
専門家は以下の通り指摘します。
 
【ポイント】
・検査できる医療機関を増やすこと
・行政が民間検査受診料への補助
・民間機関、なり手不足解消のため、専門資格取得補助
 
 
松戸市の現状がどうなっているのか、調査していきたいと思います。
 
 
 
【参考HP】
 
 
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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