人口およそ1,400人の小さな町が世界から注目を集めています。
 
初めて日本でごみを無くす『ゼロ・ウェイスト』を掲げました。なんと町民は『ごみステーション』で家庭ごみ45分別を行っています。
もちろん日本一の細かさです。
 
ご覧の通り『インクカートリッジ』はメーカーごとに3分別。
 
牛乳パックは汚れた部分を切り落とし、リサイクルできる部分を確保します。これを紙やトイレットペーパーに再生していきます。
 
 
リサイクル率は全国平均を上回る驚異の81%です。
 
上勝町職員のコメント
『町としては過疎化が進み続けていて、そこに対して『ゼロ・ウェイスト』が町の取組みとしてどういう風に貢献できるか』
 
このゼロ・ウェイストセンターを計画したのが民間企業『スペック』田中社長です。『ゼロ・ウェイスト』の旗振り役となった前町長から依頼を受けて『エコな町』の認知度向上に一役買うことに。
 
社長コメント
『これまでは視察という名目で眺めるだけに留まっていましたが、もう一歩踏み込んで体験をするってことで、世界で初めてごみの集積所で泊まるホテル』
 
 
このゼロ・ウェイストセンターは、町唯一のごみ収集所が併設された『環境型複合施設』。
 
宿泊客は石鹸を必要な分だけ部屋に持ち込み、細かなごみの分別体験を通じて『なぜごみを捨てるのか?』を改めて考えるきっかけに。
 
社長コメント
『手つかずの自然が一番の財産なんだと思うのですけど、逆に言うと別にここじゃなくてもいいですよ。隣の町もみんな同じなので。ただこの町はそうやって行動している。何か他とは違うことをやろうとしているってところの面白さを感じました。』
 
『スウェーデンとかオランダとか環境先進地といわれる所に行って学んでという方がいらっしゃると思うのですけど、ここは日本でいうところの聖地・先進地なのでぜひここに来て学んでいただけたら。近くにありますので。』
 
※年間2,000人以上が視察に訪れ、町の人口を上回っているようです。
 
 
【ポイント】
・分別を細かくすればするほどリサイクル率が上昇する
・松戸市のリサイクル率はどうなのか
・町から出るごみを減らし財政負担を減らすこと
 
【市民からごみを考える】
メリット→ごみをまとめて捨てられる方が便利
デメリット→リサイクル率が低下。施設の破砕機破損に繋がりやすい
 
【環境からごみを考える】
分別を細かくすること、市民には手間がかかってしまいますが、リサイクル率が上昇し、最終的に環境面、施設の長期維持に繋がります。人の便利を優先させるのか、環境を優先させるのかと究極の選択を迫るわけではありませんが、私は、地球環境の未来を考えた時に、上勝町のようにとまでは言いませんが、出来る限り、分別を細かくするべきと考えます。
 
さて、皆様はいかがお考えでしょうか。
 
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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