『不登校対策』について9月定例会で一般質問しました。とても重要な教育課題だと考えます。
 
さて、今回は岐阜県美濃市の『不登校対策』についてご紹介させていただきます。
 
まず2020年文部科学省が調査をした『学校に行きづらいと感じ始めたきっかけ(小学生)』です。1位~6位まで均衡しており、どれが明確な理由と断定できない結果となっています。
 
岐阜県美濃市ではここ5年間で不登校が2倍近く増えており、喫緊の課題となっていました。そこで、岐阜大学大学院の教授で小児科医の加藤善一郎さんをアドバイザーとして、今年度から新たな対策を始めることに。それが『保護者相談』です。
 
小児科医が直接保護者の話に耳を傾けます。
 
先生に直接相談し、アドバイスをいただいていました。
 
 
参加した保護者からは好評でした。
 
この後、保護者は相談にのってもらった医師がいる医療機関に受診すればスムーズな診断に繋がります。
 
またSNSを利用して教育委員会の不登校支援チームと『子どもの状態を共有』しているようです。
 
 
教育長コメント:『これまでと同じことを学校でやっていても改善は見込めません。心身の症状を持っているかどうかは学校では判断できないので、専門家のアドバイスも得ながら、不登校の子どもたちへの指導を見直したいと思います。』
 
この『保護者相談』をきっかけに改善された例が報告されています。
 
その保護者の声です。
 
今年度からスタートした美濃市の取組み。
22件中19件、受診・治療につながるという結果が出ています。
 
教育長コメント:『この子にとって今必要なのはこういう支援とアドバイスをもらえることで家庭や学校での支援も変えられる。これは非常に大きなメリット』
 
【ポイント】
・直接保護者と医師が相談できる(無料)
・学校の先生とは違う視点からアドバイスを受ける
・受診や治療に繋がっている確率が高い。
 
 
現在の松戸市の不登校対策。
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・ふれあい学級
・ほっとステーション
・教育相談
 
3本柱となっています。私はここ以外にも居場所を求めている児童もきっといるはず・・・。
『フリースクール』支援について9月定例会で述べました。
詳しくは別のブログで掲載させていただきます。
 
 
【参考HP】
 
 
 
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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