東京都港区。
来年度から公立中学校の修学旅行、海外(シンガポール)を決めたようです。
 
以下区民の声です。
この方針に『賛成』が目立ちます。
 
 
 
港区教育委員会のコメントです。
『理由は英語を活用できるところです。時差が少なくて子どもたちの負担が少ない。地球規模でしっかりと自分のキャリアと世界をどうしていくかを見すえる真の国際人になってほしい。未来への先行投資というところを、ご理解いただける取組みにしていきます。』
 
『地球規模』とは、壮大な教育目標ですね・・・。
 
さて、気になる旅費ですが、生徒1人あたりおよそ50万円かかるようです。
 
保護者負担はこれまで通り約7万円。
つまり差額は港区が負担することとなります。区民の税金です。
(※区立中学校3年生の全生徒約760人。事業規模は5億1200万円ほど)
 
以下専門家のコメントです。
『このような対応ができるのは港区(財政に余裕のある)、上位5つ位の市区町村ではないでしょうか。当然ながらそこでの格差は否めません。どういう内容でどういう形でのぞんでいくのか、計画が非常に大事だと思います。そこがしっかりできていれば今回の港区のチャレンジも非常に効果的な評価に値すると思います。』
 
【ポイント】
・自治体の財源力がなければ海外への修学旅行は困難
・国内(京都、奈良、沖縄、その他)の歴史をいつ学ぶのか
・新たに発生する旅費(差額)に区民の税金を投入すること、税の公平性が担保されるのか
 
これはあくまでも私の考えですが、港区の取組みは理解できますが、税金の使い方としては疑問が残る・・・という印象です。併せて、国内の歴史を肌で感じる前に、海外へ修学旅行は・・・・。
 
同じことを松戸市でやったらどうなのか?
『その財源があるならば、もっと他に教育費でやるべき事業があるのでは』という声が聞こえてきそうです。
 
事業の賛否は分かれると思います。皆様はどうお考えでしょうか?是非ともご意見下さい!
 
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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