いよいよ夏休みですが、本格的に学童保育がスタートしたと思います。
今回のNHK首都圏ニュースでは保護者負担軽減策として学童の昼食提供が紹介されていました。
 
学童保育は朝から利用できるのですが、昼食の準備がないため、保護者がお弁当を用意することになります。
 
今回、港区の学童で提供されたお弁当です。
 
東京都港区では区が配送費を負担することで実現しました。
 
港区子ども若者支援課長のコメントです。
『学童クラブのニーズも高まっているので、保護者の負担を軽減することによって保護者と子どもの時間であったり、子育てすることに前向きになってもらえるようなそういった思いで実施しています。』
 
一方で、学童施設に通わせる母親のコメントです。
『仕事が忙しくて余裕がないときにこういったサービスが一つあるだけでかなり心の余裕ができますし、子どもにとっても安心してお弁当が提供される環境は素晴らしいと思います。』
 
東京23区の自治体の状況です。半数ちかい11の自治体に希望する全ての児童に昼食を提供する予定があるとのことです。
 
提供の方法は以下の通りです。
 
12の自治体が一部の提供に留まっているのは以下理由があるようです。
・アレルギーの対応が難しい
・昼食の提供のために必要な職員の配置がない
 
専門家は以下の通りコメントしました。
『共働き家庭やひとり親家庭の保護者が増えているので、昼食、お弁当提供が組織化されてきたというのが一つの意義があると思います。アレルギーへの対応とか学童保育の現場が非常に希望者が多くてそこで昼食を提供するにはどうしたらよいのか、子どもが安心して長い休みを過ごせる、そういう子育て支援をしていくことも行政に求められていると思います。』
 
【まとめ】
・共働き支援策として行政が昼食提供の後押しを行うことは重要だと思う。
・一方で現場職員の人数が足りないことも考えなければならない。
 
共働き子育てしやすい街でシティプロモーションしている松戸市としては、取り組んでも良い施策ではないでしょうか。皆様はいかがお考えでしょうか。
 
※ちなみに私の近くに住む保護者へ聞いたところ、未だ学童保育では昼食持参とのことでした。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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