生活に直結する『ごみ』について、考えていきたいと思います。
 
最近、リチウムイオン電池が原因で火事増加していることご存じでしょうか。
 
【関連HP】
 
 
紹介されたのはさいたま市桜環境センター(リサイクルセンター)。
 
少しわかりにくいかもしれませんが、写真は回収された資源を『破砕(はさい)』する様子を映すモニターです。破砕中に火事が起きました。
 
消化に5時間もかかり、被害額は数千万円というから驚きます。
 
 
火事が原因で、リサイクルセンター内の通常業務が一切ストップ。つまり、収集業者は搬入することもできず、家庭から出るごみはストップできませんから、収集業者側にもしわ寄せがいくことになります。これは目立たないかもしれませんが、重大な問題です。
 
原因は『リチウムイオン電池』でした。
 
リサイクルセンター所長がどのようにして火事になったのかコメントしています。
 
 
【実験映像】
 
NHKによると、令和2年度で5600件余の出火があり、過去5億円以上の損害もあったようです。
 
では、リチウムイオン電池はどんな物に使われているのでしょう。
 
【関連HP】
 
携帯電話、ノートPC、携帯ゲーム機、ウェアラブル端末、ドローン、電気自動車など幅広い製品に使われています。また、最近よくみかけるハンディ扇風機にも使われています。
 
 
専門家は以下の通り指摘します。
 
 
【問題の整理】
・リチウムイオン電池から火事につながりやすい。
・通常のごみに「リチウムイオン電池」を誤入していないか。
・火事によりリサイクルセンター内の通常業務がストップし、あらゆる関係先に問題が波及してしまう。
・働いている職員へ身の危険
・被害額が高額
・行政として「有害ごみ」の処理方法を市民へどこまで周知させているのか
 
 
次回、松戸市のごみ分別・収集方法の課題について、続く。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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