テレビ東京『WBS』。
建物や道路をCGで立体的に再現する『3D都市データ』を開発している企業。
 
どのように作っているかというと、
 
①航空写真を使ってコンピューターで建物を立体的に造形
 
②社員が地上で撮った写真を建物一つ一つにはめ込む。より立体的に見えるように奥行きも。
 
企業『キャドセンター』は自治体に販売しているとのことでした。
 
『メタバース空間をつくる時に非常に手が入れやすい。さまざまな用途で使えるようになっています。』
 
その3D都市データで新たな観光客を呼び込もうとしたプロジェクトをはじめたのが・・・
『茨城県鉾田市』
 
しかし、街には有名な観光スポットがなく、知名度アップが課題となっています。
 
そこで、『キャドセンター』と鉾田市が共同で3D都市データを使ったゲームアプリを開発することにしました。
 
鉾田市のゆるキャラ「ほこまる」が市内を走るゲーム。軽トラックやトラクターに乗って、「いちご」や「サツマイモ」など特産品を手に入れてポイントを稼ぎます。
 
道中、イノシシが出てくるので要注意(笑)。
ゲームでリアルな街並みを走ることで街の魅力を知ってもらおうというのが目的です。
 
鉾田市職員のコメント
『魅力的な施設があるのでリアルに見せて「行ってみよう」と思わせる。観光や地域振興といったところでこのアプリを活用してきたいなと思っています。』
 
ゲームに登場する建物は国土交通省が全国をデータ化した『プラトー』を使っています。
自治体に防災や観光に役立ててもらおうと無料で公開しているものです。
 
この『プラトー』をベースにに、『キャドセンター』が鉾田市の施設を再現しています。
 
市役所で話し合われていたのが、『ゲームでポイントで当たる景品を何にするか』です。
 
 
結局、最高得点の景品は『メロン』にする予定だそうです。
 
鉾田市は今年の後半『無料』でゲームのリリースを目指しているとのことでした。
 
鉾田市長コメント。
『ゲームをやっていただいて、多くの方に鉾田市をしっていただいて。世界の中の鉾田ということで、ブランド力をアップしたいと思います。』
 
【3Dデータの活用法】
 
・防災訓練では3Dでよりリアルな訓練ができると良い
・国宝や重要文化財の立体的な表示(触れるようにしたらもっと行くのでは)
 
と解説されていました。
 
さて、松戸市。
この3Dデータを使って何ができるのか、是非議論をしたいと思います。
 

****************************************

 

松戸市議会議員 大塚けんじ

ホームページ:http://k-kaikaku.com/

ブログ:https://ameblo.jp/kenjiotsuka77/

メール:kansha.sunao.geza@gmail.com

 

※ブログのフォローをお願い致します。

 

****************************************