今日から3月定例会がスタートしました。
本郷谷市長の施政方針。
伊藤教育長の教育施策方針。
 
さて、一番議論が白熱したのは『農業委員会委員の任命について』
 
質疑で2人が登壇。
 
概略となりますが、
『今回から評価シートをつくったのだから公開するべきだ』
『評価委員の氏名を公表していたのになぜ公表しなくなったのか』
『正しい評価をしたか不明』
 
質疑を聞いていて、言いたい気持ちはわかるが、
『人事議案なので、本会議で公表できることとできないことがあるなぁと考えていました。
 
経済振興部長答弁では、
『評価シートをはじめてつくった』
『評価委員の公表は、不当な圧力がかかる恐れがある』
 
私は納得のいく答弁とは言えませんが、仕方ない答弁だと思いました。
結果として、賛成多数(私も賛成)で人事案件は『同意』されました。
 
ところで、討論をし、反対をしたのが『日本共産党』。
先の質疑者と同じように
『公開するべきだ』
『評価が正しいかどうかわからない』
という内容の討論をされていました。
 
そういえば、先日の新聞報道。現役共産党員が22年以上もトップである志位委員長に対し、『党首公選制』を提案した人がいました。
 
松竹伸幸氏:『特に選挙区で成果が出ていないが、責任論はうやむやだ。最近、党幹部が見解を直後に撤回したり、パワハラを告発する動画が発信されたりした。組織の硬直化を象徴しているのではないか』
 
新聞記事には、『共産党は上意下達ともいえる「民主集中制」が原則で、現役党員が、公然と党幹部を批判するのは極めて異例なのだ』と書かれていました。
 
私は松竹氏の意見について、真っ当だと思います。
 
松竹氏に対し、日本共産党がとった行動は『党員除名』。
『党内に派閥・分派は作らない』などの党規約に反する重大な規律違反とのこと。
 
意見を幹部へ言っただけなのに、『党規約に反し』除名処分とは・・・・。
自由に議論ができない政党なのですね。
 
 
朝日新聞は、日本共産党の処分方法に苦言を呈しました。しかし、志位委員長は、その朝日新聞に対し、『悪意がある』『あまりに不見識だ』『断固反撃する』と猛反論しました。
 
さて、今日の本会議に戻ります。
 
農業委員の任命プロセスにおいて、
『公開するべきだ』
『評価が正しいかどうかわからない』
と討論していましたが、自身の党委員長にも『決定プロセス』について同様に聞いてみたらどうでしょうか。
 
私も一国民として気になりますので。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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