テレビ東京で荒廃農地についての特集がされていました。全国で再生利用できない荒廃農地が増加しているようです。
 
実に全国で28万ヘクタール
東京都よりも広い面積が荒廃農地となっているようです。
 
 
松戸市に一体どれだけ荒廃農地があるのか、後日調査をしたいと思いますが、今回、テレビ東京がスポットをあてたのが、『荒廃農地の再生』についてです。
 
荒廃農地の再生面積、全国1位は『茨城県』でした。
 
先日、茨城県境町へ視察に行った際、その一部を見ることができました。
 
 
では、どのようにして荒廃農地を再生しているのかに迫っていきたいと思います。潮流に乗った、上手な農業政策が紹介されていました。
 
①企業の取組みについて
 
ところで今、『焼き芋ブーム』と言います。
 
サツマイモの平均価格は年々上昇しています。
 
ユタカフォーム石井登社長はその『サツマイモ』に目をつけました。
もともと建設業が本業のようです。
 
建設業では労働安全衛生上、様々な規制があります。そのため、ある程度の年齢でリタイアせざるを得ないという方が出てしまいます。
 
そこで、石井社長は、そうした技術を持っていながら、ある程度年配の人でも活動できる受け皿を考えました。それが荒廃農地の再生です。
 
 
建設業のリタイアした方を積極的に雇用し、『荒廃農地の再生』に主軸を移したと話していました。
・荒廃農地の再生
・高齢者の雇用確保
両面から素晴らしい取組みだと考えます。
 
 
たった2年間で7.2倍の18ヘクタールへと拡大
 
正直、農業土木のノウハウを活かして畑に再生をするとは考えつきませんでした。
 
石井社長の嬉しい声です。
 
 
②茨城県の取組みについて
 
『茨城かんしょトップランナー産地拡大支援事業』があります。
 
農地を貸したい側、借りたい側の双方に補助金を出す仕組みをつくりました。
 
その政策を打ち出してから、どんどん荒廃農地再生が進んでいったようです。下の図を見ると、千葉県も黄色になっているため、比較的農地再生が進んでいるようです。
 
以下、茨城県大井川知人のコメントです。
 
関東地区では収益率の高い農業を、荒廃農地の再生として拡大しているようです。
 
群馬県ではキャベツ。
 
山梨県ではぶどう。
 
『利益率が高い農業がをいくつ実現していくかが発展の大きなポイント』
 
 
以下、山梨市の企業が紹介されていました。各地で荒廃農地再生という動きがあるようです。行政はやる気のあるスタートアップ企業に、どう手を差し伸べるかがポイントだと考えます。
 
(※著作権からボカシ入れておりますことご容赦下さい。)
 
 
今回の松戸市議選に出馬された『石井よしたか』さん。
ご案内のチラシをいただきましたが、『荒廃放棄地の削減・再生・解消や農地の保全を目指し』と書かれています。松戸市でもこうした取組みが行われていたのですね。今後応援していきたいと思います。

 
【今後について】
・まず松戸市にどれだけの荒廃農地があるのか把握する
・建設業をリタイアした方の受け皿をどう活かしていくか
・農地を貸したい側、借りたい側双方への補助金
・スタートアップ企業への支援
・利益率の高い農業を考える
・松戸市の特産(梨・ネギ)の拡大
 
行政とはじっくり議論をしていきたいと思います。

 

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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