松戸市内にある病院関係者の紹介で、千葉市稲毛区にある『ナーサリーホーム小仲台』、千葉市認可保育園を視察してきました。
 
 
施設見学すると、病室のように、カーテンで遮るように整備され、保護者にとって安心して預けられると感じました。また、保育園では看護師6名の配置、いつでも『医療的ケア児』1対1で受入れられることがわかりました。
 
千葉市から年間300万円の補助金があるものの、看護師6名配置で、赤字経営が明白です。
 
当園の代表取締役と話をする機会をいただき、
『ひとりの園児をみんなで見て、みんなの力を合わせて保育にあたる』
子ども保育ためにまずやってみる、経営度外視で挑む姿勢に、心が打たれました。
 
実際、市民から医療的ケア児を預けたいと依頼があり、受け入れようとしました。しかし、千葉市内であまり前例がないのか審議会でストップがかかり、受け入れ体制が整っているものの、許可がおりませんでした。
 
不許可の理由は公開されていないようで、どうしたら審議会で許可が下りるのか、今後の検討課題のようです。微力ですが、私にできることがあったら何でも連絡を下さいと伝え、施設先を後にしました。
 
 
 
さて、松戸市。
看護師の確保や人件費等を考えると、民間事業者が医療的ケア児を受け入れること、大変難しいというのはわかりました。今後、どのようにして医療的ケア児を保育園で受け入れていくのか、担当職員とディベートしようと思いました。
 
インターネットで、『松戸市 医療的ケア児 保育』と検索すると・・・・。
 
何と何と
 
松戸市はもう受入れ開始しているではありませんか。ましてや、民間2業者公立保育所3か所程度と計5箇所程度の受入れ体制が整っていました。このスピードの速さ、本当に素晴らしいと思います。
 
今後、勉強のために、担当職員ともっともっとディベートをしたいと思います。
・至った経緯
・医療的ケア児利用状況
・看護師の確保策
・経費の収支
 
 
 
今日も有意義な一日となりました。
ありがとうございました。
 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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