本日の一般質問について、概略をご報告させていただきます。私の速記であるため、一言一句正確ではないことお許し下さい。

 

20 無所属 鴫原舞

【質問】子どものコロナワクチン接種案内を一斉送付から申請式にできないか伺う。

【健康福祉部長答弁】対象となる方、一斉送付を採用しています。個別の申請は、いくつかの自治体であることを認識しています。立場、考え方の違いに関わらず、接種するかどうか考えていただきたい。すぐに手元にあると接種できます。接種を強いられているという懸念。ホームページで接種は任意であり、強制ではないとお知らせしています。

【要望】ワクチンを必要としなくてもコロナに対応できることはわかっています。申請式に舵を切ってほしい。

 

 

21 公明党 織原正幸

【質問】本市において、行政評価が実施されていないことについて、市民に対する説明責任の観点、及び行政内部における政策改善の観点から、どのように捉えているか。

【総合政策部長答弁】説明のための作業、自己目的化されていないかと現状を整理しています。4月総合計画が策定されました。6つの基本目標、具体的にKPIを設けてあり、事業の見直しをします。懇談会など、妥当性、客観性、毎年の決算、様々な指標が明らかで、重要な役割。政策の起案立案、従来よりも広い視野で捉えていくことが必要。EBPM(エビデンスに基づく政策形成)強く推進してまいりたい。例えばグリスロ。2度にわたり精査をして、実証調査を踏まえ政策として実現してきた経緯があります。実現に向けて役立つ向上セミナー、職員研修も行いました。国の動向を注視し、デジタル化にふさわしい、調査研究を進めていきます。

【要望】決してKPIの検証だけで事足りると矮小化してほしくない。適宜、適格なのか。平成29年以降、5年経過する。一向に出ていない。いつになったら行政評価の結論が出るのか。是非議論を加速してほしい。

 

 

22 市民クラブ 廣瀨優斗

【質問】UR都市機構が管理している常盤平団地について、建替えの必要性を感じているか。

【総合政策部長答弁】今住んでいる方が居住の安定を確保すること前提です。緑、多世代、若い世代、子育て世代と呼び込むこと必要です。既存建物から建替え集約するストック再生へと変更しました。URとは包括連携協定を締結し、3者による協議会を開催しました。再生に向け動き始めています。緑地認定制度で認定を受けました。住友林業とガーデンツアー、春と秋1回ずつ行い、魅力を再認識したところ。内閣府のモデル事業になり、SDGsの観点から大学生等を巻き込み、リブランディングをします。新京成、市内4大学、松戸市SDGsキャラバン、Z世代から魅力改善策を提案、重要な課題です。地域の方々、関係者の方々と検討していきます。

【要望】10年後、築70年を超える建物。余り進捗がみられないが、1日も早くURが再生に着手するよう、対話をさらに増やし、出来る限りの協力し、常盤平団地の再生をお願いします。スピード感をもって取り組んでいただきたい。

 

 

23 市民クラブ 西田善昭

【質問】コミュニティバス運行の現状と新規運行ルートの進捗について伺う。

【街づくり部長答弁】中和倉のゆめいろバスの状況について。平成29年12月から1日30便、令和4年10月までで65万人が利用しました。令和3年、1年間で12万人、一日337人が利用しています。減少傾向はまだ残っているのものの、令和4年はコロナ禍前まで回復しています。収支率ですが、令和元年50.3%、令和2年36.1%、令和3年41.5%、令和4年10月まで47.3%と順調に回復しています。3月から八ヶ崎、高塚新田で運行計画の策定を行っています。運行ルート案、市、事業者、既存競合ルート、3者で精査をしています。手引きに沿って検討していきます。

【要望】改善する方向では一致しています。高塚にお住いの方、令和3年12月に供用開始したヒガマツテラス、青少年プラザへ行くのに、自転車で通うには心配。安心して通える交通機関としてコミュニティバスを増やしてほしい。

 

 

24 はじめの会 鴈野聡

【質問】市庁舎の移転建替えには特別多数議決による議会の3分の2以上の賛成が必要となるが、それに先立って住民投票を行う意思があるかどうか。

【総務部長答弁】市政運営は市長及び市議会、議会制間接民主主義が基本です。直接賛否を示す制度、二元代表制を補完するものとして住民投票があります。これには条例設置が必要です。平成25年12月議会に住民投票条例案を上程しましたが、経費の問題、投票者の制限、全国的にもデメリットと現状では新たな仕組みは必要ないと否決されたものです。実施する考えはありません。

 

 

25 市民クラブ 大和山太郎

【質問】六実・六高台地区の交通利便性改善の進捗と課題について

【街づくり部長答弁】令和4年7月ダイヤ改正が行われ、大きな影響が出ていることは認識しています。交通不便地域であり、移動に関する実態調査を令和4年7月に行い、分析を行っているところです。地域の方々と共有し、今年度中に方向性を決めていきます。地域、行政、事業者の3者で行うことが重要です。地域の利便性向上に取り組んでいきたいと思います。

【要望】目的は同じでもそれぞれの正義感があり、計画が頓挫してしまうことはよくあること。それを繋げることが議員の仕事です。

 

 

26 無所属 湯浅文

【質問】障がい児のみならず高齢者にとっても外出に欠かせないのがユニバーサルシートです。今後、市の公共施設への設置に向けて取り組んでいく姿勢はありますか。

【副市長答弁】アクセシビリティ(近づきやすさ)、社会的障壁の除去、公共施設トイレ、大変重要です。健康福祉会館1階と3階、小学校5校、中学校3校に設置しています。一定のスペース、課題です。困ることがないようにすることは重要。庁内関係各課へ呼びかけ、その普及に努めていきます。

 

 

27 無所属 山中啓之

【質問】市道や橋の破損等を市民が見つけた際に、スマートフォン等で撮影した画像を用いてその状況を行政と簡便に共有し、迅速に改善等の対応へ繋げるシステム構築を検討できませんか。

【建設部長答弁】道路は1130㎞、橋梁、ガードレール付属物があります。タクシー交通事業者から問い合わせ、パトロールなど、早期発見につとめています。まずは関連部署との協議を今年度に、本市独自のシステムを確立、進めていきたいと思います。

【要望】何も本市独自に拘らなくて、簡単にできるものから行ってほしい。

 

 

28 日本共産党 山口正子

【質問】補聴器購入費補助について伺う。

【福祉長寿部長答弁】印西市は2万円、船橋市は非課税世帯対象に2万円、浦安市は非課税世帯を対象に35000円。令和3年11月から12月矢切地区でアンケート調査を行いました。94人のうち22名が不自由に感じており、7名が補助器を持っていました。令和6年から8年いきいき安心プラン8でも質問をしています。周囲との交流は難しくなっていないか、難聴など普及啓発、早期医療機関、社会とのつながり、認知症の観点から重要。現時点では難しい。まずは実態調査から。いつもで元気に過ごせるよう。

 

 

29 立憲民主党 二階堂剛

【質問】地域包括ケアシステム、医療との連携について伺う。

【福祉長寿部長答弁】松戸医師会と地域サポート事業、専門サポート医を配置しています。虐待等アウトリーチ型の訪問をしています。相談は令和元年48件、令和2年38件、令和3年44件、うちサポート医が訪問したのが、令和元年7件、令和2年10件、令和3年11件です。個人に寄り添った支援は益々重要になってきます。

 

 

【今日一日を振りかえって】

今日で1期生議員が全員登壇しました。それぞれ選挙戦で約束したことを質問され、力強さを感じました。これから4年間、しっかりと議論をしていきたいと思います。全体的なイメージとなりますが、市役所側の答弁が前向きなものが多く、市議会に寄り添い、共に市政を前へ進めていく姿勢が感じ取れました。私も負けていられません。しっかりと市民の声を聞かせていただき、一つずつ確実に実現していきたいと思います。明日6名の登壇で一般質問は終了。いよいよベテラン議員の登壇、しっかりと勉強したいと思います。

 

 

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松戸市議会議員 大塚けんじ

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