気になった他議会に関する記事を取り上げさせていただきます。
①小金井市長が辞職
地方自治体は二元代表制です。市長が提案した議案をチェックするというのが議会の役割と言えます。今回問題となったのは、「保育園廃園条例」について。
（1）市長が議会へ条例提出
（2）議会は「専門家らの参考人招致が必要」と継続審議を決定
（3）市長が専決処分（←議会の可決を経ず保育園廃園を決定）
（※ちなみに専決処分は政府が打ち出した緊急対策、例えば一律〇万円というような事業に対し、市議会が休会中であることを理由に専決処分を行うことは多々あります。）
「議会制民主主義を破壊する」と猛反発を生んでしまいました。そこで、市政を混乱させたとして市長を辞職。←いまココ。
【私の考え】
議論の経過や状況がわからないので一概に言えませんが、議会が継続審議としている中で、専決処分はあり得ません。よっぽど市長が議会側への説明不足であったと推測できます。一連の動きで迷惑なのは小金井市民であることは言うまでもありません。無駄な選挙費用と時間がかかります。残念なニュースであります。
②【市川市議会】居眠り防止へ カメラで緊張感
傍聴席にテレビカメラの取材が入ると言われていても居眠りをしてしまう。流石に緊張感がないと言わざるをえません。議会中継用のカメラが発言者以外の議員席も映すとのことですが、それが解決策には繋がらず、別の問題があるような気がしてなりません。
③大阪府議会 センセイと呼ばんといて！
大変申し訳ない言い方になってしまいますが、市議会議員になると『自分は偉い』と勘違いしてしまう議員もいるのは事実です。しかし、全くそんなことありません。私もごく稀に『センセイ』と言われてしまうことありますが、必ず『センセイではありません』とお断りしています。まさに大阪府議会が取り組んでいることはごもっともで、今後はこうした流れをつくること大切だと考えます。もし、市議選を通過することができたら、こうした議会改革も取り組ませていただきたいと思います。
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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