知人と話をしていて、大学4年生の息子さんがいらっしゃると聞きました。是非若い声を聞きたいと伝えたところ、快諾していただき、昨日お会いしました。大変貴重な声だったため、要約した内容をお伝えさせていただきます。なお、そのご子息がどのような政治スタンスなのか、当日まで全く知りませんでした。
※挨拶から
私：「はじめまして。いつもお母さんにはお世話になっています。」
大学生：「いえいえこちらこそ、母がお世話になっています。」
私：「今日は無理を言って、こうした機会をいただきありがとうございます。若い世代がどのような考え方なのかを是非ともお聞かせ下さい。ところで、大学４年生であれば就職はどうですか。」
大学生：「IT系、ECの会社に決まりました。企業向けにプラットホームをつくり、営業をするというのが主な仕事です。今はインターンとして週3回携わっています。」
①松戸市のイメージについて
私：「松戸市に対してどのようなイメージですか」
大学生：「正直、柏市や流山市に負けていると思います。柏駅に行けば、直結して丸井がありますし。」
私：「松戸市にもテラスモールがありますよ？」
大学生：「若い人はめんどくさがりです。0ｍか100ｍで選択するときに、0ｍを選びます。」
私：「では松戸駅に直結して百貨店をという話ですか？」
大学生：「今から莫大なお金をつかってやるのは手遅れ感があります。」
私：「どうしたらいいですか？」
大学生：「都内へのアクセスは良いと思いますが、さらに交通の便を良くするしかありません。また子どもを増やす政策をもっと取り入れたらいかがでしょうか。」
②情報について
私：「どのように情報をとっていますか？」
大学生：「私は全くテレビを観ません。周りにもテレビを観る人は少なく、むしろテレビを持っている人が少ないです。abemaTVなどから情報をとっていますが、ニュースは２倍速。映画などをみるときは1.0倍で見ています。」
私：「最近、安倍元総理の国葬儀がありました。テレビでは国葬儀反対の報道が目立ったように感じています。その点どう思いますか。」
大学生：「私は国葬に賛成です。16億円が高いと言われていますが、国民一人当たり10円位です。テレビは報道すること他にあるのではと思います。私はそうした偏向報道があるので、テレビを観ることが嫌になりました。」
③政治について
大学生：「実は高校時代に政治家を目指していました。」
私：「もう少し詳しく聞かせて下さい。」
大学生：「当時、何となく移民を受け入れることに反対していました。もちろん、外国人差別ではなく。テレビニュースを見ていて、政府が行っている対策は根本的な解決にならない。街がどんどん元気を失っていく気がしました。しかし、大学生になって、利権を知りました。単純に利権が多そうだなぁというイメージがあり、意見が通らないなら、民間企業に就職しようと思いました。」
④最後に
私：「未来の松戸市をどうイメージされますか？」
大学生：「柏市は日本人が増え、松戸市は高齢者と外国人が増える街になってしまうように思います。都内に隣接しているものの、物件が下がり、外国人が住む街になってしまうような気がします。治安が良くなるとは思いません。」
私：「その治安をよくするために、政治家を志すというのはいかがでしょうか？」
大学生：「就職して仕事頑張りますが、またその思いが出てきたら・・・」
私：「本日はありがとうございました」
のち、松戸市議会の議場を見学しました。事務局の職員には、急にも関わらずご案内していただき、本当に有難うございました。
【終わってみて私の感想】
若い世代と話す機会が少なく、大変有意義な意見交換となりました。特徴として、テレビを観ず、情報はインターネットからということがわかりました。また移民政策がきっかけとなり、政治家を志したことがあったことに意外さを感じました。日本の将来を憂いつつも、『利権』には絶対的な嫌悪感があり、政治家を断念。この事実に、私は改めて背筋が伸び、襟を正した政治活動を身に染みて感じたところであります。また、テレビ報道されているほど、国葬儀反対という考えはなく、私たち政治家がしっかり方向性を示し、若い世代へ伝えていけば、まだまだ日本の未来は明るいこともわかりました。
気を引き締めなおして、政治活動に励みたいと思います。
※市民の声を伝えたい皆様へ
私でよければ、いつでもお問い合わせください。いろいろな方の声を聞かせていただき、私の政治活動へ活かしていきたいと考えます。岸田総理の言う『聞く力』、私は大切にしたいです。
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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