台風4号の被害状況はいかがでしょうか。最近の雨は想像を超える量となり、甚大な被害につながる傾向があります。くれぐれも防災の備えを怠らないことをおススメします。今回紹介させていただくのは千葉市の『防災行政ラジオ』についてです。
通常ラジオを聴いているときに、割り込んで緊急告知をしてくれます。
以下のような仕組みで地元住民へと伝わります。
この防災行政ラジオを約280の自治体が導入しているとのことに驚きました。結構多くの自治体が導入しているという印象です。ちなみに、松戸市はまだ導入されていません。むしろ、防災無線の音量について、聞こえにくい人、音が大きすぎる等の理由で、防災無線の子機を自宅へ導入できないかという議論が議会内でされました。
千葉市はこの防災ラジオを導入することを決めました。
そもそも、千葉県では2019年、2度の台風直撃があり、甚大な被害を受けました。
この『防災行政ラジオ』は乾電池のみで聞くことが可能です。非常時には必須のアイテムとなるでしょう。
さて、自治体に災害発生情報が届いたとします。しかし、その情報を伝えるのはラジオ局です。であれば、自治体とラジオ局が一体となった連携が不可欠となります。そこで千葉市は初のコミュニティーFMを開局し、民間企業に運営をしてもらうことを決めました。
以下千葉日報の記事です。
地元企業が出資をして運営することを決めました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20220706/13/kenjiotsuka77/37/d3/j/o1080081015143101833.jpg?caw=800)
これから『災害発生情報』をどのように市民へ伝えていくのか、喫緊の課題となります。インターネットが使える方であれば問題ないと思いますが、インターネットが使えない方への対応が課題となります。
松戸市は防災無線の子機を配布するのか、それとも防災ラジオを配布するのか。ちなみに、松戸市にはFM松戸で『ラジオポワロ』という情報番組があります。すでにラジオで情報発信ができるのであれば、『防災ラジオ』が現実的かもしれません。
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松戸市議会議員 大塚けんじ
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