コロナ禍で大切になってくるのが経済対策。
首相は3次補正の指示を出したとのことで、地方議員の身として、大変有難い。

先日の新聞報道で、デフレ傾向にあるとあった。
であれば、なおさら財政出動をしなければならないと思う。つまり、国債を発行し、どんどんお金を流通させることが必要となる。これを言うと、『ばらまき』と批判されがちであるが、デフレによる不景気より、よっぽど良策と考える。

一方で、地方財政もどんどんお金を流通させるべきと声が聞こえてきそうだが、これはちょっと違う。地方財政は例えば市債を独自に発行することができない。この流れで、市独自のお金で『ばらまき』を行うと、国からの補助金・交付金がでないで、借金が増える一方。よって、一層市財政を苦しめる。これを知らない首長もいるのではないか・・・。

日本は世界各国から比べれば、小さな島国。
非常事態であれば、国の大きな政府に一つになって、コロナ対策・経済対策を進めていくべきだと思う。都民ファーストや大阪都構想等、地方に権限をという流行りもあるが、今は国の方向性に一つになるべきである。決して一地方自治体が焦って経済対策をうつべきではない。