今日は市役所移転について取り上げたいと思います。
10月13日(火)朝刊より。

★千葉日報


★朝日新聞

驚いたこと3点。

①松戸駅新拠点ゾーンについて、パブリックコメントの募集とプレス発表をするとは聞いていました。ところが、具体的に市役所移転の記事(金額等)が書かれていてビックリしました。

②朝日新聞の記事の最後。市幹部『(略)新庁舎の移転建て替えにあることを議会側が理解してほしい』とコメントをしたこと。

③市役所移転建て替え費用182億円という予算で済むのか。

詳しく意見を述べます。
①もちろん記事の内容(金額が出ること)が悪いということはありませんし、法律・条例上なんら問題はありません。しかし、私たち会派は市役所から度重なる説明があったものの、疑問点も多数あったことから、議論は継続して行いつつ、一先ず、新拠点ゾーン全般について市民に周知をしたいと聞いていました。

②定例会中、様々な議員が市役所移転を疑問視する質問があったことは事実です。しかし、①で書いたように、私たち会派は市役所側へ疑問点を投げかけ、市役所側の意見を理解しようとしていました。そうした中、市幹部の『議会側が理解してほしい』というコメントは、真意ではなかったと思いますが、解釈の取り方次第では、誤解を与えかねないコメントで、残念でした。

③本郷谷市長は市立病院について、64億円現地建て替えをするという公約で当選し、結果別の場所(移転建て替え)で新設し、約300億円弱で新市立病院を建設した経緯があります。それについて、どうこう言うつもりはありませんが、今回の市役所移転先は松戸駅徒歩数分の一等地。私の主観では、182億円で移転建て替えできるとは思えません。ましてやコロナ禍で、財源にも限度があります。

以上①②で市役所側との信頼関係も崩れかねず、③については、財源の内訳について、細かい議論をしていかなければならないと考えました。