この危機に未だ国会で森友問題を議論しているとは...。この議論をのぞんでいる国民はどれだけいるのjかさっぱりわかりません。

さて、今日の日経新聞。
永守氏は日本電産の会長です。
日本教育に対して、風穴を開けるというからには、批判だけではなく、経営してみようとのことで、京都学園大学の理事長に就任しました。

永守理事長曰く、
昔は一流大学には本当に頭の良い人が入っていた。最近は小学生の頃から塾に通い、暗記とテクニックで入るから最上位層以外は普通の大学と変わらない。哀れなのは子どもたちだ。時代遅れのブランド信仰で遊びも忘れて勉強させられ、入学した途端、これで遊べると好き放題をやる。これではたくましいリーダーは育たないし、革新的な会社も生まれない。日本の閉塞感の原因だ。
 一芸に秀でた人材、とがった人材が必要なのに、センター試験のような愚かな制度で若者を振り分ける。人生百年の時代に18歳か19歳で新幹線組とローカル線組に分け、一度ローカル線に乗ったら残りの80年ずっとローカル線。こんな教育は間違っている。

最後にこう言います。
教育改革は大学だけではだめだ。付属中学・高校、次に小学校、幼稚園と、大学までの一貫教育を作りたい。京都駅前に夜間のビジネススクールを開き、経営者を目指す技術者も育てたい。
 これからの日本は、強いリーダーが次々と出てきて、世界と戦わないとやっていけない。すべては教育だ。今の学校教育は教えるだけで、人を育てていない。家庭の最大の関心事は子どもの教育と家族の健康だ。最後の天職だと思い、全財産を教育と医療に使いたい。』
私は以前、松戸市議会で小中高一貫教育にするべきと質問をした経緯があります。松戸市は『言語活用科』という科目を通して、一貫教育をしているとの答弁でありました。建物や今までの経緯を考えると、すぐに理想とする小中高一貫校ができないことは理解できます。しかし、私が求めるいるのは、あくまでも世界に影響を与えられる強いリーダーを育成しやすい環境づくりであります。

それが未だ実現できていないところ、反省しつつ、絶対にこの政策については実現してみせます。