きっかけは私の友人から送られてきた記事です。
私は勉強不足であったため、『犯罪被害者等基本法』について調べました。すると、光市母子殺害事件に遡ります。

当時18歳の少年が、アパートに住む母子を殺害した事件でした。特に、母を殺害したあとに、強姦し、その後に子を殺したという残酷な事件でありました。事件直後、被害者遺族の実名はすぐに公表されたものの、加害者は少年ということもあり、実名公表されませんでした。加えて、1審・2審と無期懲役という判決に、被害者遺族は司法を含め、納得できない絶望の淵をさまよいます。

詳しくは、門田隆将氏『なぜ君は絶望と闘えたのかー本村洋の3300日』をお読み下さい。

(TBSニュースでの報道が↓になります)
被害者遺族は【全国犯罪被害者の会(あすの会)】を立ち上げました。それでできたのが、犯罪被害者等基本法です。

被害者遺族は言います。
『この事件がおきなければ、私だって死刑制度には反対です。しかし、この立場になると...。』

最終的に、加害者の少年は死刑が確定しました。

大変考えさせられる事件であったことは言うまでもありません。私も友人から記事が送られてくるまでは、理解が浅かったのは反省すべき点です。しかし、これから、【死刑制度】【実名公表】について、被害者を守るという立場からしっかりと学んででいきたいと思いました。

ちなみに今日の朝日新聞の記事です。
『自然災害死の実名発表』を日本新聞協会は要望しているようです。

話を戻しますが、被害者支援について、条例化がなかなか進んでいないようですが、私は積極的に提言していきたいと思います。