WOWOWドラマ『パレードの誤算』
これは福祉事務所【生活保護のケースワーカー】を描いたドラマです。第1話は、保護費窓口払いの現金封入作業からスタートします。かなり細かいところまで映像化されており、元ケースワーカーの私としては、なつかしい描写でした。
さてさて、ケースワーカーは激務であります。いろいろな受給者がいます。ドラマの中では、部屋いっぱいにごみが散らかる単身高齢者。大声をあげる方。パチンコに行く方。様々です。
いかなる人も生活に困窮されて以上、生活保護は憲法上当然の保障であります。しかしながら、生活保護費の使い方が国民・市民の理解を得られるのかは別であります。
ドラマでは、ケースワーカーが殺されてしまうという設定になっているようですが、ケースワーカーは正義感をもって仕事にのぞめば、それなりのリスクも伴ってくるでしょう。
私は、現場に携わった唯一の市議会議員であるため(松戸市)、生活保護業務の様々な問題点について、しっかりと考えていきたいと思います。
※WOWOWドラマは有料ですが、民放ドラマと違って、闇の社会問題を描写しています。民放ではスポンサーがいる以上、踏み込んだ内容は難しいのでしょう。
WOWOWドラマ『パレードの誤算』