高野連は投手の上限を1週間で500球としました。投手の将来を考えたら、大変よい決断であったと思います。

しかし、国会での議論中、萩生田文部科学大臣はこうも指摘しています。
『なかには、高校3年間やってきた仲間と、最後は腕がちぎれるまで投げたいという部員もいるのでは・・・』と。
萩生田大臣の【夏の甲子園は無理】というところばかりクローズアップされていますが、議論全体を聞くと、一部切り取られた部分だけが目立ち、ごもっともな答弁だと思います。

いずれにしましても、高野連の英断を評価するとともに、いかにして伝統を守るのかという議論も忘れないでいただきたいと思います。