国会では『香典』『身の丈』『雨男』『任命責任』と、野党が騒いでおりますが、これだけの台風被害があるなかで、議論が進んでいないのはなぜでしょう。加えて、野党は【審議拒否】の姿勢をとっているようですが、一方で北朝鮮からはミサイルの発射。私たちが選んだ国会議員とは、何をする仕事なのか...。議論をしない国会議員って...。今ごろ北朝鮮の金委員長は『日本は○○だー』と笑っているのでは。何とも情けない国会です。

さて、そんななか、河野和洋さんをご存じでしょうか?そうです、明徳義塾高校時代、投手として活躍されました。あの星稜高校松井秀喜選手を5連続敬遠した方です。現在、帝京平成大学野球部(https://bbc.thu.ac.jp/)のコーチをされています。

河野さんは縁があって、千葉県松戸市内で生活されています。公私共に可愛がっていただいていますが、今日お電話で、大変勉強になりましたので、そのことをお伝えさせていただきます。

台風15号の被害により、千葉県は大変苦しい生活を余儀なくされています。特に、市原市のゴルフ場倒壊は衝撃的なニュースの一つでした。

河野和洋コーチは、そんな中、帝京平成大学野球部100名を引き連れて瓦礫撤去のボランティアに行きます。

河野コーチ
『ボランティアをしているときの選手の目は輝いていました。100名で力を合わせれば瓦礫撤去は2時間であっという間。住民に心から【有難う】と伝えられたことで、選手は喜び、その日を境にグラウンドでの野球に対する姿勢が変わりました。』と。

いかがでしょうか。私も大学野球を経験していますが、18歳~22歳の青年期は発達段階であります。いろいろなことを経験し、肌で感じたことが、後々社会人としての経験に活きてきます。

他人のために...。
地域のために...。
被災者のために...。

大学生にとっては貴重な経験だったと思います。そうした機会を与える河野コーチを心から尊敬します。

大学野球は何も野球をすることだけが全てではありません。人間教育も重要な学びであります。私が学生時代を思い出すのは、他大学ではありましたが、明治大学野球部の島岡寮。4年生のキャプテンが必ずトイレ掃除をするという伝統。そしてどの大学も経験する、上下関係の厳しさ。道具やグランドを大切にすること等など。

当時はめんどくさかったり、嫌気がさすことは日常でしたが、こうして振りかえってみると、法政大学野球部の恩師山中監督には、いろいろと教えられ、鍛えられ、今の私があります。加えて大学野球に在籍していたお陰で河野和洋さんという素晴らしい方にも出会うことができました。

はじめに戻りますが、『身の丈』とか『雨男』とか、国会では騒いでいますが、なんとも情けない話であります。その一方でこうした素晴らしいボランティア活動をされていることも事実であり、なぜ日本のマスメディアは河野さんの人間教育などを取り上げないのか、不思議でなりません。

しかし、芯のある大学生が育っているのも事実であり、いずれ社会の先頭に立って日本を引っ張って欲しいと心から願うものであります。

その前に、私がしっかりしろと言われそうですが。