今日は近所でスクールガードをさせていただきました。雨のなか、傘をささない児童がいたり、寒いなか、半ズボンの児童がいたり、いろいろだなぁと、いつも通り、交差点にたっていました。

しばらくして、児童が怒こりながら交差点にきます。ある児童を指して『許さない』と言い、その児童は『勝手に転んだ』と言い、2人に何かあったことに気づきました。転んだ児童の方は、膝を擦りむいており、多少の出血がありました。

私なりに冷静になって、両者の意見を聞くことにしました。しかし、両者ともに『許さない』『勝手に転んだ』の平行線で、私は何もすることができませんでした。

時間だけが経過し、このままでは遅刻してしまうとのことで、私は学校に連絡。一緒に付き添って両者と共に登校しました。しばらくして、両者とも落ち着いたものの、まだまだ感情が残っている様子も伺えました。

そんなとき、校長先生が校門で待っていてくださいました。何にも力になれなかった私。校長先生を見るなり、一番安心をしたのは私かもしれません。状況を説明して、校長先生に児童を預けました。

この件に関しては、単なる転倒だったのか、押されたため転倒したのか、それ以外なのか、正直私にはわかりません。ただ一つ言えることは、こうした問題を日々、正面から取り組まれている学校教諭には感謝しかないということです。本当に学校教育は難しいと感じました。

さて、昨今は学校による『いじめ問題』をはじめ、教育委員会に対し、大変厳しい意見があります。そうしたニュースがいろいろなメディアに取り上げられるのはやむを得ないことではありますが、一方でそれ以外の教育委員会をはじめ、現場の教員は児童生徒のために、大変頑張って教育をされています。現に私の学区内の学校は、休日の地域イベントにも積極的に参加をし、地域貢献・地域交流をされ、また時間外と思われる登校にはしっかりと教員が安全確認をされています。

今回、いろいろな報道がありますが、一生懸命に取り組まれている学校教諭や教育委員会がほとんどであるということを忘れないでいただきたいと思います。教員はネガティブなニュースに負けないくらい一生懸命に、松戸市のために、児童のために、汗をかいています。是非とも、このブログをご覧になっていただいている方には、ご理解いただければ幸いです。

私はもう少し児童との向き合い方を勉強したいと思います。考えさせられた朝でした。