私は結婚するに至って妻とはいろいろな話し合い、準備をしました。今後、どこで住むのか。妻の仕事はどうするのか。子どもは何人位授かりたいのか。

しばらくして、妻の実家に行き、ご両親に挨拶。

『娘さんと結婚させて下さい。』

この一言を伝えるために、どれだけ心の準備をし、当日緊張したことか...。今となってはとてもいい想い出です。

さて、私の両親から暗黙の了解で伝えられていたことは、結婚まで順番を間違えるなということです。具体的に言うと、子どもを授かるのは結婚式の後ということです。

父親は昭和11年生まれ。母親は昭和15年生まれ。今の時代とは違う感覚でした。その為、両親の教えをしっかりと守り、結婚後に無事2人の子どもを授かりました。
今振り替えると、結婚に至るまで、2人でいっぱい話し合い、1つずつ課題を乗り越え、共に夫婦の絆が強まったような気がします。結婚後、1年間子どもが授かりませんでしたが、その間、やはり夫婦で様々なことを話し合い、私たちにとって貴重な時間だったと思います。

時代は変わりました。滝川さんはすでに妊娠しているとのことです。おめでたいことですが、一昔前までは、順番が違うと言われていたかもしれません。

ちょっと嫌みな言い方をすると、相手が小泉進次郎さんだから、滝川さんのご両親も祝福されていると思いますが、相手が小泉さんでなければどうでしょう...。

いずれにしても子どもが授かるということはいいことですね。時代が変わったのでしょう。