そもそも北児島ケアネットが何を目的としているのか知らなかった、、、
在宅医療を始めて色んな本を読みまくったけど断片的な知識だけで、現在の社会問題、医療問題を
話せと言われても難しい。超高齢社会、多死社会、少子、医療費増大、尊厳死、などがキーワードに
なっているのは分かる、ただ全体的に理解するのにはこのレベルの人間には難しかった
6月、7月と在宅医療が求められている理由を前置きに話をしようと思い、また本を探した
結局、いきついた先は、地域包括ケアシステム。
スーパー総合医シリーズで以前地域包括ケアシステムの巻を買っていたので読んでみると
とても要点が簡潔に記載されていた
「超高齢社会」:長寿化、少子化が原因である。では長寿化はなぜ起こったか。
生存率・死亡率の改善のためである。生存率の改善はなぜできたのか。医療技術向上、衛生面などの改善のおかげである。
また高齢者の疾病ないようも非常に変化してきている。
肺炎などの感染症が死因の上位だった戦前があり、結核も一時期かなりの猛威を振るった。
戦後、抗生剤の普及、衛生環境の改善、予防接種などのため感染症で死ぬことはかなり減ってきた。
現在は生活習慣病による血管性疾患や腫瘍性によるものが死因の上位になっている。
現在は脳梗塞によりADLが低下、寝たきりになった方などが治癒困難な悪性腫瘍に罹患してしまう場合などが増えている。
その方々に若年者と同じように治癒を求めた治療をするのではなく、本人の治療希望を確認し、症状緩和だけの治療も大切になってきた。
「CureからCare」ということである。
病院完結型の今までの治療から地域完結型の地域包括ケアシステムを中心とした医療に変化が求められる。
その重要なポイントが在宅医療になる。
さらに地域医療構想により急性期病床の減少が求められ、亜急性期の増加を予定している。
病院の病床数はむしろ減らす傾向にあるが、今後超高齢社会で「多死社会」が来るのは確実であり
病院外での看取り場所が必要になる。
積極的治療を求める人たちはもちろん病院での治療をすべきであるがCareを中心とした医療を求める場合は
在宅療養でのカバーが可能である。
上記のような背景があり、岡山の北児島地区でも北児島ケアネットがスタートした。
中学校区レベルの範囲で医療、介護を完結するシステムの構築が求められているが医療機関だけでは無理な話である。
地域住民、ボランティア、民生委員、町内会など交流が必要になる。
当院でも防災、BCPをこれから始めようとするところ。
この数週間で学んだことを一気に適当に書いてみた。
さらに勉強し、後で見返してこの文章を笑うようになりたい。