こんにちは!
国際会議やプレゼンではタイムマネジメントが大切ですよね。
先日リスボンでの国際会議に参加した際に、興味深い体験をしました。ポルトガルでは、時間厳守という概念が日本や英米の常識とは少し異なるようで、主催者から「時間通りに終わるとは限らない」と事前に言われたんです。でも、なんと会議は予定通りの午後1時にぴったり終了!理由を尋ねると、「ポルトガル人にとってランチは神聖ですから、遅れませんよ」とのこと。食事が何より優先される文化が、タイムマネジメントにまで影響を与えているというわけです。
ところが、ふたを開けてみると、なんと予定していた時間きっかりの午後1時に終了! 驚いて主催者に理由を尋ねると、「ポルトガル人にとってランチは神聖ですから、時間厳守ですよ」とのことでした。要するに、何があってもランチだけは譲れない、というわけですね。(食事や飲み物を共にすることが、人間関係を深め、ビジネスを発展させることにもつながりますよね。実はこっちの方が大切だったり。)
このエピソードは、時間管理だけでなく、文化的感受性(cultural sensitivity)も重要であることを示しています。どの文化でも何が優先されるかは異なります。プレゼンや会議を効率的に進行させるためには、その文化や慣習を理解し、それに合わせた柔軟なアプローチが必要ですね。
そして、フィナーレではさらに感動的なシーンがありました。今回で引退する幹部の半世紀にわたるストーリーが紹介され、涙と拍手が会場を包み込みました。業界にずいぶん貢献した人です。このように、効率追求だけでなく、文化理解や人々の感情や物語の力を引き出すことが、どれほど重要かに改めて気づきました。
あなたの次の出張先は、どこですか?イスタンブール?それともブエノスアイレス?
エンジョイ!