中国の「SAIZERIYA(サイゼリヤ)」は、約300店舗!
深圳は空港もデカイけど、電車の駅も同様に...。
ここ「深圳北駅」は、もうすぐ、香港の九龍方面ともつながって、
香港へのアクセスがよりスムーズになるようです。
そんな深圳北駅に隣接する商業施設の中に「サイゼリヤ」を発見!
中国語だと「萨莉亚(SAIZERIYA)」。
中国で展開する日本の飲食企業で唯一好調と聞いていますが、
確かにお客さんが入ってました。
念のため、サイゼリヤのIRをチェックしてみたら、
サイゼリヤは現在、
世界で「1,424店舗(2017年8月期)」あって、
・売上:1,483億円
・原価:525億円(35.4%)
・販管費:845億円(57%)
・営業利益:112億円(7.6%)
あれだけの低価格でも原価率は35%をキープしていて、
営業利益もきちんと残していて立派ですね。
客単価は「674円」だそうです。
1,424店舗の内訳は下記で、
・国内:1,057店舗
・海外:367店舗
→上海:126
→広州:116
→北京:66
→香港:28
→台湾:11
→シンガポール:20
中国(上海+広州+北京)だけでみると、
店舗数は「308店舗(2017年8月期)」あるそうです。
・売上:215億円
・営業利益:23億円(10.7%)
・1店舗あたりの年商:約7,000万円
・1店舗あたりの月商:約580万円
・1店舗あたりの日商:約19万円
2003年に上海第一号店がオープンしたそうなので、
約15年で、売上215億円、営業利益10%の23億円までに成長させているのはすごいです!
来期というか今期(2018年8月期)は「339店舗」の予定だそうです。
※ちなみに「吉野家」は中国で約400店舗です。
参考にメニューも見比べてみたら、
サイゼリヤのメニュー(中国)
http://www.saizeriya.net.cn/Products.aspx
サイゼリヤのメニュー(日本)
https://www.saizeriya.co.jp/menu/grandmenu.html#kategorimenu
プロシュート1切、2切など、
盛り付けやボリュームの違いはあったりと、
一概に比べられないと思いますが、
日本よりさらに安いかもですね。
ピッツァ、
パスタ、
メニュー構成も、マーケティングして、
中国人仕様にしていると思うのですが、
その中でも、比較的、中国でワインを買おうと思うと、
関税の問題なのか少し高い感じがしますが、
LANBRUSCO(ランブルスコ)とか、ボトルで36元(約600円)ですよ!
※LANBRUSCO(ランブルスコ)とは、イタリアのエミリア・ロマーニャ州(イタリア北部)でつくられる、天然弱発泡性のスパークリングワインで、ブドウ品種の総称でもあります。
確かにイタリアでも比較的、安いお酒ですけど、
この値段で飲めるなら、中国のスーパーやコンビニに行かないで、
サイゼリヤで買って持ち帰った方がお得ですね。
値段が安くても、原価をキープして、
きちんと利益を出し、お客様からも評価されていて、
中国での結婚式場としても、とても参考になります。
KENJI / SATO