イタリアの滞在型、サルヴァトーレ・フェラガモ・ウェディング「IL BORRO(イルボッロ)へ。 | 男が仕切る結婚式。

イタリアの滞在型、サルヴァトーレ・フェラガモ・ウェディング「IL BORRO(イルボッロ)へ。

先日の5月29日で、5回目の誕生日を迎えることが出来ました。この場をかりて、お客様、お取り引き様に感謝申し上げます。

思えば、2008年の創業年の最初の大きな仕事は、中国・広州での皆喜(ゼクシィ)創刊イベントの総合プロデュースでした。翌年から、数名のスタッフが参画してくれ4名体制となったのですが、当時の横浜の事務所は5坪程。あの窮屈な空間で仕事をしていた時代、土日の度、横浜駅で見かける、他社の引出物の袋をもった人達をみかけては、なんでうちは暇なんだろうと、思っていた時代。まだまだ未完成の私たちではありますが、今となってはとても懐かしく思えるエピソードです。

今回は、そんな時代に、私たちをお選び頂いたお客様の結婚式のこと。

恥ずかしながら、当時の私たちには、ウェディングサロンが無く、基本、お客様の都合にあわせて、その場所にお伺いするというスタンスで営業をしていました。なので、その時も、おふたりが住まれている、山梨の甲府まで、資料をもってお伺いしに行きました。(いつまでも、忘れてはいけないエピソードですね)

最終的におふたりにお選びいただいたのは、このブログで何度も紹介している、イタリア・トスカーナ地方にある、FERRAGAMO(フェラガモ村)、IL BORRO(イルボッロ)でした。

 

 

 

 

 

お客様とはフィレンツェで集合。そこに、コーディネーターのさとちゃんとミラノから呼び寄せたヘアメイク、カメラマンも一緒に、一路、IL BORRO(イルボッロ)を目指します。

運転手、オレ。そんな役割分担でした。

 

 


 

 

着後、おふたりのお部屋にて、翌日の結婚式の打ち合わせと、

 

 

 


ヘアメイクのリハーサルを。

 

 




日本からお持ち頂いた、衣装も、明日の本番を待ちます。

 

 




その夜。

皆で近くのスーパーに買い出しに行き、イルボッロの宿泊部屋で、前夜祭を...。

 

近くのレストランで食べるのもいいけど、キッチン付きの一軒家だから出来る、トスカーナらしい楽しみ方!(いやお酒を飲みたい、運転手のオレのチョイスか...)

ハム、チーズ、ピッツァ、ワイン。もちろん、ジェラートも。たらふく買ったって、ひとり3,000円あれば、かなりのごちそうが用意出来ます。

このイルボッロのような宿泊施設の業態、イタリアでは、アグリツーリズモと呼ばれ、欧米人の観光客にも人気のスタイルです。


 




うたげのトリは、彼から彼女へのサプライズエプロン!日本から仕込んでたんですよね。



 




そして、結婚式当日。

挙式は村の中にある、小さな教会で。

この教会。後で紹介する「Salvatore Ferrgamo(サルヴァトーレ・フェラガモ)」さん、彼の妹の「Vittoria(ヴィットリア)」さんなど、フェラガモファミリーも皆ここで結婚式をあげているんです。


 



 

宿泊部屋でのお支度を終えた花嫁は、

 

 



 

教会へ移動し、
 

 

 


それを教会内で待つ、花婿。
皆がちょっとづつ緊張感を持ってて、いい時間。

 

 



 

2002年のイルボッロ初の結婚式から一緒に仕事をしている、ソプラノのシュウメイとオルガニストのフランチェスコの音楽とともに、結婚式がスタート。
 

 

 


神父様とおふたりと、立会人だけの、小さな結婚式。
のはずが...。

 

 




途中、IL BORRO(イルボッロ)を訪れていたイタリア人も加わって、小さな結婚式から中くらいの結婚式になりました。

幸せの時間の共有は、皆でわかちあいたいですからね。

 

 



 

ということで結婚式の後、退場するおふたりに。


 



 

たくさんの温かいライスシャワーのお米が振る舞われました。
 

 




そのお米を落とす花嫁。この構図、イタリアではよくある光景です。


 




そして、おふたりはフォトツアーへ。


 




これ、今回の撮影の中で、僕が一番好きなカット。
美男美女とグリーンのコントラストの背景が、とっても素敵。


 

 


撮影を終え、村の中にあるレストラン「OSTERIA DEL BORRO(オステリア・デル・ボッロ)」での会食会へ。

 

 



 

そこに、日本でも有名になった、サルヴァトーレ・フェラガモさんが、おふたりへのプレゼント、サプライズワイン(もちろん、IL BORRO!!)を持って来てくれました!
 

 




彼も世界を飛び回ったりと忙しいので確約は出来ませんが、タイミングがあえば、祝福に来てくれますよ。


 




レストランでは、
トスカーナの新鮮な食材を利用した料理の数々と、


 



 

少人数向けには、こんなミニウェディングケーキも用意してくれます。

 

 




今回のブログはここまで。


次回は、一緒に行った、モンテプルチアーノや東京での帰国後パーティの模様を紹介させて頂きます。

 

 



 

そうそう、このレストランでセットされていた、上の写真の可愛いデコレーション。日本のウェディングパーティでセットしたら、絶対うけると思いますよ!

 

誰かパクってください、うちもパクります。

ちなみに、ボタンはコーヒー豆です。

 

 

KENJI / SATO

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