トルコ「ISTANBUL(イスタンブール)」のトルコ風呂「HAMAM(ハマム)」にハマった日。
僕の友人...
トルコ人🇹🇷のレシャット・デデコチ君。
かれこれ10年ぐらいの付き合いになります。
流暢な日本語を話し、トルコと日本の架け橋的な事業を展開し(最近トルコ料理レストランもオープンしました)、
たまに日本のテレビ番組にも登場しています。
そんな彼が帰郷するタイミングにあわせてトルコのイスタンブールに行ったことがあります。
●Istanbul 🇹🇷 イスタンブール
二千年の時が育む東西文明の十字路と言われる「イスタンブール」は、アジアとヨーロッパの2つの大陸にまたがる都市です。ボスポラス海峡をはさんでアジア(アナトリア半島)側とヨーロッパ(トラキア地方)側の両方に拡がっており、2大陸にまたがる大都市。首都アンカラを上回るトルコ最大の都市であり、文化・経済の中心。人口は約1000万人を越え世界有数のメガシティ。
博物館、教会、宮殿、モスク、バザール(市場)、
美しい自然など、イスタンブールは見どころ色々です。
夜の街並の綺麗さもイスタンブールの魅力です。
そんなイスタンブールではまったのが「HAMAM(ハマム)」。
ハマムとはアラビア語で公衆浴場のことで通常浴槽のない蒸し風呂があり、
垢すりやマッサージサービスが頼めるというのが特徴。
ハマムは13世紀頃からの長い歴史を持ち、今も街中にたくさん存在しており、
そのほとんどが現役で利用されている。
僕たちが行ったのがCemberlitas Hamami(チェンベルリタシュ・ハマム)。
トラムのチェンベルリタシュ駅下車、すぐ駅の横。
入口は小さいが、中は広い。1584年にミマール・スィナンによって建てられた、
歴史的建造物としての価値も大きいハマムです。ちなみに男性も女性もそれぞれ違う部屋で楽しめます。
入口の雰囲気。
ハマムの順番としては、
まず案内された小部屋で服を脱いでパンツ一枚になってから、
支給されたタオルを体に巻いてハマムに入ります。
中では周囲の蛇口から注ぎ出るお湯を軽く体にかけてから中央の大理石の上に寝そべります。
蒸気で内部はムンムンしているし、
大理石もあたたかくなっているので、
たちまち毛穴から汗が玉のように浮かんできます。
そんな頃合いを見計らったかのように、
体格の良い垢擦りおじさんが来て「こっち。はい、寝そべって」などと...
片言英語で命令を下しながら体をこすってくれます😁
まず垢擦り、
それから泡で洗ってくれて、
マッサージなども軽くしてくれて、
最後にお湯を頭からジャッパーンとかけられて、
それで終わり。
その後もしばらく大理石に寝そべるのもいい感じで、
最後は水に近いお湯をさっと浴びてからハマムを出ます。
ハマムを出るとシャワー室があり、
自分で体を洗って終了となります。
最初の更衣室で着替えを終え、
入口のロビーでは、
皆が雑談する場所があるのですが、
そこで飲むトルコのフレッシュオレンジジュース🍊は最高です。
日本の銭湯でいうコーヒー牛乳みたいなものでしょうか。
ハマム、日本では味わえない面白い文化です。
トルコに行かれる際には是非試してみてください。
KENJI / SATO