こんにちは!
P1Physical&Conditioningの星野憲司です。
https://www.p1physical-conditioning.com/
徐々にですが日中過ごしやすい日があって気分がいいです!
私は秋・冬が好きな人間なので、これからの季節が楽しみで仕方ありません!
今日は前々回ブログで取り上げたサプリに関連して先日からSNSで話題(悪い意味で)になっている件について徒然なるままに書いていきたいと思います。
事の発端は某メーカーのプロテインバーを購入したユーザーが開封して食べようとしたところ、異物(虫や大量のダニ)が混入している事に気づき動画付きで経緯をSNSで説明したところ、この投稿がバズったことが今回の騒動の発端です。
個人的にはこのメーカーのサプリメントは購入したことはないですが、安価で容量も多いので筋トレユーザーの人気があるメーカーなんだなという印象を持っていました。
そしてホームページを見ると全ての製品かは分かりませんが、インフォームドチョイスを取得しておりアスリートはドーピングの心配はなく安心して製品を使うことができるメーカーだなと感じます。
しかし今回の騒動で少しその印象が変わってしまいました。
この騒動は色々な方が見解を述べていていましたが、メーカー側が正式に今回の異物混入について声明を出しました。
しかし、発表された内容に違和感を覚えるユーザーも多くおり、私も発表で出された内容は企業としては酷いと言わざるを得ないものだと思います。
この件に関してはSNSで検索すればすぐに見つけることができますので、気になる方はご自身で確かめていただければと思います。
私の個人的意見としては食品に異物が混入してしまうことはあってはならないですが、何かしらの原因で混入してしまうこともある(意図的なのは言語道断)と思っていて、しかし問題が発生した後のメーカー側の誠実な対応が企業イメージを大きく左右すると感じます。
今回の件は企業側の対応が良くなく企業イメージを悪くしてしまったと思います。
メーカーから発表された声明文を抜粋すると、
「異物混入が起きたのは輸送中」
「調査の結果、製品の欠陥は消費された場合、人の健康へのリスクをもたらすもではないと結論に至った」
との内容でした。
私個人としては、なんともお粗末な対応だなと感じました。
そもそも輸送中に虫が混入するとすれば、包装紙の欠陥(微細な穴)や輸送中に強い衝撃や重さが加わった事による損傷などが考えられると思います。
この可能性は否定できません。
しかし、製造過程もしくは原料に混入していた場合も考えられるはずです。
様々な可能性がある中でSNSで問題提起されてからメーカーの発表までわずか3日です。
もちろん短い期間だからダメとか長く調査したから正確な原因が究明されるとは思っていませんが、SNSで問題の商品を取り上げた方には商品は自身で廃棄、返金処理するとのことで問題の商品を回収して調査するといった対応をせず今回の声明を発表しています。
これはあまり誠実ではないなと感じました。
海外の食品に対する衛生意識がどの程度のものか分かりかねますが、少なからず日本は食品に対する衛生意識は高いと思います。
括れば国民性となりますが、国によって文化や風俗、習慣が異なることを考えると商売をする上では考慮すべき部分ではあるかと思います。
今回のメーカーの発表は日本人の感覚からすると納得できるものではないと思います。
ここで、今回の問題を商社の方が分かりやすく解説しているものがあったのでシェアします。
https://twitter.com/SANKO_TRADING/status/1305874741744398337
(・~・ ).。oO(こちらの事故、商社目線では起こるべくして起こったと言えます。
— 三幸貿易公式 (@SANKO_TRADING) September 15, 2020
商社と言うのは単に物を持って来て売るだけの仕事ではなく、文化風俗の違う作り手と買い手の間を差し渡す、文化の翻訳者の側面が大きいのです。
今回の様にメーカーの越境ECはここの文化摩擦が生じたと言えます。) https://t.co/Vc9V8iSKbK
今回の件で感じたことは、問題が発生した後の対応によって信頼度は大きく変わり、SNSが発達した現代において急速に拡散されるため、一つのミスや対応が企業のブランドイメージを大きく損なってしまうんだなと考えさせられました。
私の仕事にも言えることですので、気を引き締めていきたいと思います!
今日はここまで!
では、また。