こんにちは!
パーソナルトレーナーの星野憲司です!!

タイトルにもある通り今日は筋トレ(ウエイトトレーニング)は万能ではない?!
を徒然なるままに書きたいと思います!

結論から書いてしまうと筋トレは万能ではありません。
筋トレによってもたらされる効果は多くの研究でも判明しています。
ただし、万能かと聞かれたらNOです。

なぜかというと、筋トレが出来ることは運動体力の改善、向上だからです。
筋力、パワー、柔軟性、可動域等スポーツや日常生活において必要となる基礎筋力(体力)を改善、向上させることこそが筋トレを行う1番の目的です。

トレーナーでも勘違いをしている人が多いですが、筋トレをやったからといって直接的にスポーツが上手になる訳ではありません。
スポーツに必要な運動体力を筋トレによって向上できるだけです。
投げる、走る、跳ぶ、切り返す等のスポーツに必要とされるスキル向上の助けとなる運動体力を向上、改善できるのが筋トレです。

そして筋トレの本質を理解していないと、
身体が硬くなる
実際の競技の動きと筋トレでの身体の使い方は異なる
筋トレをやっていると実際の競技の動きがぎこちなくなる。
脊柱や体幹部の動的柔軟性が失われる
といった頓珍漢な発言に繋がります。
(完全に主観です)

私からすればそれは筋トレの本質を理解できていないのでは?と思ってしまいます。
筋トレはスポーツに必要とされる各種体力要素を高める為のものであって、身体の使い方とか力の出し方だとかを向上するものではありません。 (多少は寄与するが二次的要素)
それをやりたいのであれば筋トレ以外で行うべきだと思います。

繰り返しになりますが、、、。
筋トレはスポーツに必要とされる各種体力要素を高める為の手段でありスキルや動き方を改善・向上するものではない。

筋トレに限らず、スポーツパフォーマンス向上に役立つといわれているものは直接的ではなく間接的に寄与するものである事は忘れてはなりません。

1番はその競技の競技練習をする事が上達する為になりより大事です。
その練習だけでは足りない体力要素を筋トレで改善・向上をし高い運動体力を維持する事によってよりスポーツパフォーマンス向上に役立ちます。

筋トレに限らず、スポーツパフォーマンス向上に役立つとされている各種トレーニングは一長一短です。

指導する上で、メリットデメリットを理解して目の前のアスリートに何が1番必要か?を考えて指導する事が重要だと思います。

筋トレは万能ではない。
しかし筋トレ以外のトレーニングも万能ではない。
補い合いながらトレーニングするからこそ、スポーツパフォーマンス向上に役立つと思います。

何より大事なのは優先順位です。
ここを外すと狙った効果が出せなかったり、改善・向上に時間が掛かってしまいます。

時間は有限。
特にアスリートがアスリートでいられる時間は限られています。
いかに限られた時間の中でトレーニングで得たパフォーマンスを競技に転移できるかを常に考えて指導に当たる事が大事ではないかと思います。

脱線しまくりましたが、今日はここまで。笑

では、また。

K.H