安倍晋三氏、菅義偉氏共にCOVID-19対策は完全に失敗した。

日本国内でのCOVID-19感染拡大初期対応は安倍晋三政権時であったが、私には入出国規制を特定企業の有意義な利益の為に遅らせたように当時思えてならなかった。

結果日本国内での感染拡大へと繋がったが、その感染状況を誤魔化す為にPCR検査や抗原検査を限定的にしか実施しなかったとしか言いようがない。

限定的とは発熱等症状の発症がある者達が自己申告し検査を受けるか、濃厚接触を懸念される者を調査し検査すると言うものであった。

しかしその検査も当時は症状発症から数日間様子見を個人で行うと言う悲惨な扱いであった。

当時の加藤勝信氏の発言は国民を馬鹿にした最低の発言であった事を記憶している。

タラレバは言いたくはないが、初期段階での徹底した入出国規制と、徹底した検査の実施がなされ、現在まで継続されていれば、延感染者数、延死者数共に今の状況ではなかっただろう。飲食関連業界やホテル業界もここまで悲惨な状況には陥らなかったはずである。

菅義偉政権に移行後も入出国規制は特定企業の有意義な利益の為に中途半端な対応を継承し、イギリス株、インド株の感染拡大を発生させ、検査も症状発症者と濃厚接触者の検査と言う対応を継承した結果、実際の感染者とアナウンスされる感染者に極端なギャップが生まれ、日本は感染拡大を抑制出来ていると言う勘違いを国民に植え付けてしまった。

アナウンスされる感染者数が他国と比べ極端に少ない事が若年から中年層の行動に影響し抑止へと繋がらない一端を担う結果となってしまっている。

さらに、特定企業の有意義な利益を優先させるが為にGOTOキャンペーンを強行し感染拡大を引き起こし、その責任を国民と飲食店や宿泊業界へ押し付け、

鉄道や航空等公共交通機関企業は何故か安全であるとアナウンスがなされてきた。

今になって航空機内での濃厚接触、曝露後の感染がアナウンスされ、オリンピック関係者が隔離されると言う事態が発表されている。

航空機内は換気がなされ安全であると言うアナウンスは一体何だったのか。

航空機内で曝露、感染の可能性があるとなれば鉄道など曝露感染の温床と言っても過言ではないはずだが、安倍晋三氏や菅義偉氏、二階俊博氏が自民党を牛耳り、政権を担う限り、特にJRは安泰と言う事なのだろう。

ワクチン接種でもいきなり職域接種と言う策を打出し特定企業が有意義な利益を得られる対応が成された。特定企業へのワクチン供給が完了した時点でワクチンが足らなくなったとし、職域接種の申請を停止し、更に一般接種まで。

基礎疾患を持つ人々は完全に置き去りにされ、選挙目的とお友達企業の為にワクチン接種を利用した結果、現状の感染拡大をまねいたと言っても否定する国民は多くはないだろう。

国民をだまし、一部の議員と特定企業の有意義な利益を優先した結果が15000人を超える死者を生み、感染に苦しむ人々を増加させ、飲食業界、ホテル業界を苦境へと負いやった。

これを失策、失敗と言わず何と言えるだろう。

安倍晋三氏、菅義偉氏、二階俊博氏、加藤勝信氏にすれば彼らが行ったコロナ対策は、特定企業に有意義な利益を与えられ、高齢者と一部特定企業関係者へのワクチン接種が行えた事で選挙対策が出来たとし、成功したと言っているのだろう。

結局一般国民は馬鹿にされ、騙され、誤魔化され続けている。

追記

モデルナアームや発熱等、ワクチン接種による副反応で治療が必要となった場合、その治療費は誰が負担するのか。

菅義偉氏は当初ワクチン接種で発症した副反応については国が保証するとしたが

軽症は自己責任なのか。