こんばんは。



今日は「プロになるには」について、僕の思うことを少し書こうと思います。


あくまで個人的な意見、思いなのでこれが正解ではないです。



プロサッカー選手になりたいと思っていた少年がどんな風だったかという、1パターンです。




昨日はJリーグの日ということで、Jリーグ発足27年。

僕はそのJリーグ全ての始まりの開幕戦を国立競技場のスタンドから見ていました。



まだまだサッカーなんてたいしてわかってなかったけど、ものすごい盛り上がっていたのは鮮明に覚えています。


今思うとあんなに貴重なチケットを取ってくれた親には本当に感謝です。




そして小学1年生だった僕はベルマーレの前身クラブのフジタのサッカースクールで本格的にサッカーを始めます。



当時創設時からはJリーグには参入できずに、JFLで戦っていたフジタの試合をまだ芝生席のある平塚競技場に見に行っていたのを覚えています。


そして僕が小学2年生の時にフジタはベルマーレ平塚に名前を変え、Jリーグに参戦します。



自分がサッカーの練習をしている土のグランドのすぐ横の芝生のグランドでベルマーレの選手が練習している、行き帰りのバスでたまに一緒になる、選手の駐車場の横で着替えていたから中田英寿さんの車にひかれそうになったこともあるし、小島伸幸さんが駐車場で洗車していたのもよく覚えています。
岩本輝雄さんからお菓子をもらったこともあります。笑
今は声をかけてもらってお話しさせていただけるまでになった名良橋晃さんにサインをもらって一緒に撮ってもらった写真もあります。


これだけでも十分わかるように小学生の頃から身近にJリーグのチームがあって、選手がいて、自分たちも同じ色のエンブレムが付いたユニフォームを着てサッカーをしていた。



身近にJリーグのチームがある環境っていうのはやっぱりものすごく大きいことだったと思います。

いつからかわからないくらい当たり前のように僕はプロサッカー選手、ベルマーレの選手になりたいと思うようになっていました。


ベルマーレでサッカーを始め、Jリーグという存在が近くにあったのはプロになりたいと思う大きな第一歩だったのかなと思います。



そのベルマーレのスクールから選抜チームに入り、さらに本格的にサッカーに打ち込むようになります。


小学生の時は本当にたくさんリフティングの練習をしました。

右足だけ、左足だけ、両足交互、インステップだけ、インサイドだけ、アウトサイドだけ、ももだけ、頭、リフティングもたくさんやり方はあります。


じゃあリフティングはなぜやった方がいいのか?


僕個人としてはよくあるリフティングのテクニック技みたいなのはそこまで必要ないと思っています。

もちろんやれた方がかっこいいですが。


ちなみに僕はほとんどできません!


そんな僕が思うリフティングの大事な部分、サッカーに役立つポイントは、集中力がつく、ボールをしっかりとらえるべきポイントでとらえることができるようになる、ボールタッチの強弱の感覚が身につく、ボールを蹴るうえで芯をとらえる感覚が身につくというところじゃないかなと思います。


僕自身ボレーシュートが得意だと思っていて、少し浮いているボールを芯でとらえるのは得意で、小さい頃からやっていたリフティングの練習のおかげだと思っています。


リフティング自体はサッカーのプレー中にほとんど使うこともないことですが、リフティングで得る感覚はすごく大事になると思うので、小さい時からとにかく練習しまくって間違いないのかなーと思います。

さっきも言ったように技を練習することに時間を割くよりも、しっかりボールをいろいろなところでとらえるようになれたほうがサッカーにいかせるようになると思います。



あとは止める、蹴るというサッカーの基本中の基本動作。


これくらい誰でもできるだろと思う人もいるかもしれませんが、実際プロになってもこの止める、蹴るという部分で苦労する人はたくさんいるも思いますし、その当たり前を疎かにしてきたのって結構すぐわかります。



自分の思ったところにボールを止めることができる、自分の思ったところにボールを蹴る。

この当たり前のことのレベルが高いことが本当に本当にめちゃくちゃ大事で、そのレベルが高ければ高いほどサッカー選手として高いレベルになれるんじゃないかと思うくらい。


だから2人で対面でパス練習でもいいし、止める蹴るという練習をしようと思えばたくさんのやり方、方法があると思います。


小さい時からこういう当たり前のようなことを高いレベルでできるように練習していくことで、必ずプレーの幅も広がるし、ボールを止めることが当たり前のように高いレベルでできれば次のプレーの選択にも余裕ができて判断が早くなるし、サッカーをするうえで良い意味で余裕が生まれるはずです。



地味かもしれないし、もしかしたら面白くないと思うかもしれないけど、ボールを止める、蹴るという基本動作を小さいも時から高いレベルでできるように練習していくことは絶対に必要なことだと僕は思います。


ちなみに僕自身全然うまくないけど、今でも止める、蹴るという当たり前のような練習も僕は好きです!

でも小さい時からもっともっと意識して取り組んでいれれば良かったなーともよく思うことがあります。


ぜひ小さい時から前向きに取り組んでほしい練習です。



少し長くなってしまったので今日はここまでです。



リフティング、ボールを止める蹴る、ぜひ小学生の時から大事に練習してほしいなと思います。



次はドリブル、7対7の試合形態、フットサルなどについて書こうと思っています。



では。


漢  馬場賢治