こんばんは。
気づけばどんだけーってくらいお久しぶりのブログ。笑


リリースが出ましたが、このタイミングでFC岐阜に移籍することになりました。

リリースのコメントと同じようなことになってしまいますが、このブログではもう少し自分の想いを話せたらと思っています。





チーム最年長であり副キャプテンという立場でありながら、シーズン途中での移籍になってしまい本当に申し訳なく思っています。


僕がピッチに立つのを少しだけでも待ってくれていた人や、僕の11番のユニフォームを来てスタジアムなどに来てくれた人、僕のゲーフラを掲げてくれた人(は少ないんで皆さんしっかり覚えていますよ笑)たちはこのような形になってしまいごめんなさい。


前節のホーム札幌戦で勝利して、試合後の僕の大好きな大分よりの使者を目の前の特等席からじゃなかったけどしっかり最後に聞けて良かったです。
しっかり目に耳に焼き付けておきました。




大分に来て1年目は、プロになって初めて二桁得点できて、途中からキャプテンを任せてもらって、最後にはJ1昇格までできて本当に最高の1年になりました。


もちろん辛いことも悔しいことも沢山あったけど、最後に最高の成果をみんなで上げることができたし、途中からだったけどこんな自分がキャプテンをやらせてもらって、今までにないプレッシャーも感じたし、訳の分からない蕁麻疹とかいろいろあったけど、何とか去年のメンバーみんなで団結して昇格を掴むことができた。





本当に本当に最高だったと思う。





間違いなく大分トリニータでキャプテンとして昇格できたことは、僕がこの先の人生で誇れる大きな出来事の1つです。






今年は目指していたJ1の舞台で戦えることになりました。



そのために大切な古巣を去ってきたし、まさか1年でそこに辿り着くとは思わなかったけど、それだけ強い想いを持ってチャレンジして得た念願の舞台でした。




そんなJ1でのチャレンジも開幕戦でいきなりアジアチャンピオンの鹿島アントラーズにアウェイで勝つことができて、最後の少しだけだったけど久しぶりにJ1のピッチに立つことができました。

試合前から久しぶりのJ1の雰囲気にベンチから興奮したしテンション上がったし、やっぱり最高の舞台だなと改めて感じることができた。




そしてルヴァン杯だったけどやっとヴィッセル神戸とも戦うことができた。



神戸を離れていろんな経験をさせてもらって、少しだけ年齢も重ねてサッカー選手の中ではちょっとだけ上の年齢になった時にやっと、本当にやっと戦うことができた。


リーグ戦ではなかったし、スタジアムも本当は当時のホームズスタジアムが良かったけど、それでもやっと辿り着いたこのチャンスはどんな条件であろうと燃えないわけがなかった。


結果負けてしまったし自分の力の無さを痛感させられた試合になったけど、それでもフルタイムで試合に出させてもらって最後の笛が鳴るまで絶対に諦めなかったし、負けて尚何かを残したいと全力で闘ったとそこだけは胸を張って言える試合にはなりました。





僕の今年のピッチでの思い出はこれくらいかな。




やっぱり人生そんなに甘くない。




刻一刻と時間は進む中で、自分の状況もどんどん変化していく。



想像していた自分と現実の自分がどんどん離れていって、怪我もしてしまって、もう自分だけの力でどうにかなる状況ではなくなっていたかもしれない。



結局最後は自分次第なんだけど、それだけじゃどうにもできないことだってある。



その時その時で最善を尽くして、自分がどうやってサッカー選手として生きていくか、どうすれば1番前を向いてやっていけるのか。



やるべきことはずーっと同じでも、やらなきゃいけないこと、選択して決断しなきゃいけないことはその時その時で全然違うことだって当たり前にある。



ずっと同じように幸せでいれたらそれは最高かもしれないけど、そういれることなんてやっぱり中々多くはないと思う。



現実を見て、どうしなきゃいけない、どうするべきかって悩んで悩んで決断して、その決断した道を進む。


もう自分は立ち止まってる時間もなければ、立ち止まっていられる立場でもない。


この先どうなるかもわからないし、もっと苦労するかもしれない。




けど、自分で決断した道なら後悔は絶対にない。



やっぱり自分自身が一番自分自身を信じてあげたい。




そうやって悩んで、覚悟を決めて決断した今回の移籍です。





覚悟決めてJ1という立ち位置を捨てて、待っているのはJ2に残留をするという新たなチームの現状の目標。




正直自分らしい道すぎてワクワクしているし、やってやろうっていう気持ちがどんどん湧いてきています。



少しだけ失いかけていたギラギラとした気持ちみたいなのを、もう一度思い出せるんじゃないかと思っています。




サッカー人生の全てをかけて、最大の覚悟と決意を持ってFC岐阜で闘います!



もう一度チャレンジして、さらに先の道を切り開いてやろうと思っています。


年齢じゃないし、成長したい気持ちを大きく持っていればまだまだ成長できるはず。



そのための移籍です。




日々全力で大切に取り組む。



自分にやれることなんて限られているけど、やれること、やるべきことを全力でやります。





これからFC岐阜で闘えることを楽しみにしています!


そして大分トリニータを皆さんこれからもよろしくお願いします。


本当にありがとうございました!



All is well


漢  馬場賢治