こんばんは。
日曜日も暑い中応援ありがとうございました!
ホームで勝つことができて良かったです。
去年までJ1にいた新潟相手に4-0素晴らしい。
何より無失点がいい。
得点も沢山入ったし見に来てくれた人も最高の試合になりましたね。
個人的には2試合ベンチからのスタートでしたし、そこからチームは連勝しているので少なからず悔しい思いもあります。
もちろんチームが勝つことは嬉しいし、途中から試合に使ってもらえていることも大切なことだし、連勝できたことは素晴らしいことです。
でもやっぱり選手として自分がスタートからピッチに立てない悔しさは、どんな時であろうと持つはず。
逆にその気持ちが無くなってしまったら、プロのサッカー選手として終わりだとも僕は思っています。
僕にも必ずくるであろう引退の時、どんな形かはわからないけど試合に出れない悔しさを持たなくなってしまったら、それはまさにその時だと思います。
だから試合に出れないメンバーのメンタルの部分ってすごく難しいんです。
自分のチームが勝てばもちろん嬉しいけど、その勝利にピッチで貢献できなかった悔しさももちろん同時にある。
そのピッチで勝利に貢献できなかった悔しさがその選手を奮い立たせて成長させるか、もう俺はいいやって諦めて成長を妨げるか。
その気持ちの違いで必ずこれからの成長度合いに差が出てくるはずです。
それに出てない選手のそういう頑張りや成長がチーム力の向上に必ず繋がるし、出れない時にこそ選手の価値、大事な部分が問われるすごく重要な時間でもあると思います。
これはあくまで僕の個人的な考えですが。
そういう意味では日曜日の新潟戦はなす、さんぺー、こての3人が得点という形で結果を出しましたけど、彼らが試合に出れないで悔しい思いをしてるであろうところも見てきたし、自分に置き換えてもやっぱりメンタル的にはきついだろうなって時を自分なりに見てきたつもりです。
そこで彼らと特別に会話をしたわけじゃないし、俺がそう思ってるだけでそうじゃないかもしれないし、彼らの本心はわからないけど、そういう時の彼らの姿勢は僕にはプロフェッショナルな姿に見えました。
同じサッカー選手として尊敬するべきところだし、年下だけど素晴らしいなと思っていました。
ゴールの時に自分がピッチにいたわけじゃないし、自分がゴールしたわけじゃないから悔しいはずなんだけど、あの4点はそんな彼らの姿勢がゴールに繋がったんじゃないかと僕は思っているから、本当に嬉しかったです。
ある意味今出れてない僕たちに大事な部分を見せてくれたし、エネルギーみたいのをくれたと思う。
そうやってみんなで切磋琢磨してお互い成長してチームが強くなっていくんだと思うし、間違いなく今はそういう状況にある。
中々勝てない試合が続いて、少しメンバーが変わったりしてまた少しずつ結果が出始めてる。
僕と林がホームの水戸戦で一緒にスタメンで出て勝った時のように。
飛び抜けた存在がいない分、チーム一丸となって戦うべきチームだからこそ、こうやって多くの選手がいろんな状況でチームのために貢献できることは、本当に良いことです。
でもやっぱり絶対に忘れちゃいけないのは、自分がピッチに立ってチームの勝利に貢献することが何より選手として1番だということ。
新潟戦はそんなチーム力みたいなのを感じて嬉しかったけど、それでも自分がやってやるって常に思ってます。
試合に誰が出るかを決めるのは監督だからこそ、選手である自分は来るべき時のためにしっかりやるべきことを日々やる。
情熱を持って、日々全力で取り組む。
自分にはそれくらいしかできないけど、それだけは誰よりもやれる自信がある。
また明日の練習からしっかり取り組んでいきます!
では。
漢 馬場賢治