こんばんは。
すでに昨日からニュースやネットで報じられているように、コロンビアで起きた飛行機事故にて、ブラジルプロサッカーチームのシャペコエンセの選手、スタッフ、関係者を含めた多くの方が犠牲になってしまいました。
そのシャペコエンセの監督は、ヴィッセル神戸で共に戦ったカイオジュニオールだったと。
現状の報道では生存者リストにカイオの名前はない。
昨日この事故を知って、カイオが実際に搭乗していたと知り、頭の中が真っ白になったというか、とにかく自分で知れる情報を携帯でかき集め、何度もなんども同じニュースを開きながら新たな情報はないか、生存者の中にカイオはいないかと、とにかくずっと大丈夫、絶対に大丈夫と信じながらも、いい情報は一向に入ってきませんでした。
今になっても信じられません。
昨日から気づけば頭の中でカイオとの思い出が頭を駆け巡り、神戸を離れた後はどんなだったのかなと思い、飛行機が墜落しそうになったときはどんなことを思っていたのかなと、とにかくカイオのことが頭から離れません。
初めての開幕スタメンも、リーグ初ゴールも、ゴール後に初めて迷わず監督の元に突っ走ったのも、全部カイオだったなぁ。
選手としてまだまだな自分を気に入ってくれて、
評価してくれていた。
食事会のときにカイオの席に呼んでくれて、ケンジは兄弟は何人だ?家族はどんなだ?って声をかけてくれたり、俺の期待に応えるために結果を出せと言われたのをよく覚えています。
半年で神戸を離れてしまったけど、すごく思い出深い半年だったし、もっともっと長い間カイオの元でサッカーを学びたかったと今でも強く思います。
本当に自分にとっては特別な監督だった。
すごくつらく悲しいことですが、カイオの元で関わったサッカー選手として、カイオのためにも1日1日を大切に、全力でサッカー人生を歩んでいこうと思います。
もっともっとサッカーを頑張らなければいけない大事な大事な理由ができました。
カイオ、本当にありがとう。
亡くなられた皆様に心からご冥福をお祈りいたします。
そしてシャペコエンセに関わる全ての方々へ心よりお悔やみを申し上げます。
馬場賢治