こんばんは。
今日も応援ありがとうございました。
前半の展開で難しくなってしまいましたが、後半に取り返すことができなかったのも力不足だったと思います。
試合内容とかたくさん言いたいことはあるけど、まずはすぐに次の試合があるので、しっかり試合の反省をして切り替えることが1番大事かなと思います。
さて、いきなりですが責任とは何か?
ここからはスルーする人は完全にスルーしてください。
ここでは自分の言いたいことは隠さずに言わせてもらう場ですので。
あくまで許容の範囲内でですが。
最近2試合の終了後の挨拶のときに、監督に対する厳しい声を聞くようになりました。
それ自体は今までの選手生活でも経験したことあるし、この連敗でそういう声が出てしまうのもわからなくはないです。
監督という仕事をする人は結果の責任は自分が取るとよく言います。
それはどの世界でも責任はその現場のトップが取るもの、みたいなのが当たり前なのかもしれません。
でもそれと同時に、僕ら選手にはプレーする責任があります。
今の水戸なら26人から18人のベンチ入りメンバーが選ばれて、その中から11人のスタメンが選ばれます。
試合に出る選手は、その試合に出ない選手の分の責任を持って闘わなきゃいけないし、水戸ホーリーホックのエンブレムを付けて闘う以上は、クラブのために責任を持って闘わなくてはいけない。
水戸と名乗る以上は水戸の街のために、そして忘れてはいけないのがたくさん応援してくれる人たちや、一緒に闘ってくれるサポーターの仲間のために責任を持って闘わなくてはいけない。
果たして僕らはその責任を持ってプレーできているのか?
前節の決定機を外した自分、今日警戒していたセットプレーからの失点。
僕らはもっともっと強い責任を持ってプレーしなければいけないと思います。
試合後に監督に厳しい声が飛ぶのは、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
僕らサッカー選手がたくさんの想いを背負うのは当たり前です。
そのくらい今までいろんな苦労をしてきて今の僕らがあると思うし、そのくらい今いる僕らの場所が重要な立場であるのもわかっています。
それを背負い過ぎや、頑張り過ぎなんてないんです。
だって僕らの職業は小学生がなりたい職業ランキング1位ですよ。
たくさんの子供の夢も、かつて一緒にサッカーをしててサッカー選手になれなかった仲間の夢も、もうたくさんの数え切れないほどの夢を背負ってるんですから。
さっきも言ったけど、そこに背負い過ぎなんてない!
もっと責任を持って、たくさんの想いを背負ってプレーしなきゃいけない。
それを改めて考えなくてはいけないと思いました。
だから連戦だからきついとか、そんなん言ってる場合じゃない。
そんなこと言っておきながらも、今日すごく悔しい言葉がスタンドから聞こえました。
「やる気あんのかー!」
いや、やる気ないわけないやん。
情けない試合だったかもしれないけど、誰も手抜いてないし、最後まで負けてるしいいやなんて思ってプレーした選手はいない。
確かに見ててちぐはぐプレーもあったし、やってはいけないプレーもあったけど、でも勝つためにみんなプレーした。
帰りのバスのところまで来て、次頑張ろう!って声をかけてくれたサポーターたちがいたし、次は頼むぞって言ってくれた人たちもいた。
しっかりやれー!って怒ってた人もいた。
たくさん厳しい声もあります。
それを受け入れなくてはいけないときもあります。
でもやる気あんのかー!って声だけは、違うだろと思う。
それをここで言う必要があるか?
確かに言わなくていいことかもしれません。
でもあの言葉だけは、本当に聞き流せないくらい悔しい言葉でした。
でも本当にあんなに情けない試合の後に、バスのところまで来て声をかけてくれたサポーターや、次は頼むぞって声をかけてくれたたくさんの声に本当に感謝しています。
そういう人たちのために何が何でも勝たなければいけません。
結果の責任を負ってくれている監督のために、僕ら選手がプレーする責任を果たして勝利しなければいけません。
とにかく何があっても試合は続くし、時間の経過は待ってくれません。
しっかりプレーする責任を持って、自分たちのやるべきことをしっかりやるために、また準備していきます。
漢 馬場賢治