Especiaの立ち位置 | KEN爺の小言(KKGT)

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「スクランブルエッグ」Webサイトのスタッフとして、北は北海道から、南は沖縄まで全国を駆け巡っているKEN爺が、日頃の取材や趣味活動を通じて思うところを綴っていく日記です。

おはようございます。


昨日は午後大阪に入り、どのイベント行くか迷った結果、OSAKA MUSE(地下鉄心斎橋駅下車)で開催されたEspecia主催のライブ「Especiaなりの甲子園」に足を運んできました。


このライブ、Especiaがこの秋に全国ライブを敢行するにあたって、全国ライブでゲスト・オープニングアクトを務める予定のユニットが出演、出演ユニットは、ミライスカート(京都)、ひろしまMAPLE★S(広島)、KOBerrieS♪(神戸)、せのしすたぁ(福井)、みきちゅ(仙台)、プラニメという個性派揃い、特に、先の@JAM EXPO(8月31日、横浜アリーナ)で「伝説のパフォーマンス」を魅せてくれたせのしすたぁの盛り上がりぶりはハンパではありませんでした、ルックス的には「普通」ともいえる女の子があれだけ観客を煽動できる魔力ww は「アイドル」というカテゴリーだからできるのかもしれません。


さて、「Especiaなりの甲子園」は、一方でEspeciaのアイドル界での立ち位置(スタンス)が明確に見えたライブでもありました。


Especiaをじっくり観るのは約1年半ぶりのことですが、アーバンディスコからAORにも通じる洗練された楽曲、個々のダンスパフォーマンス、メンバーの好みを反映したような普段着的な衣装は不変で、どれをとっても、決して今様の「アイドル」というカテゴリーには入らないとは思いますが、あえて「アイドル」の土俵に立つことによって運営サイド(つばさレコーズ)が思い抱いているガールポップの系譜を、縛りなくやりきっている雰囲気が伝わってくるようでした。確かに、同じ事務所が手掛けたBiSも、正統的な「アイドル」のフォーマットではなかったものの、結果的にアイドル界に多大なる足跡を残したわけでしから。


今回のライブは「土俵に立つ」からさらに進んで「土俵を作る」形となったわけで、この日出演したユニットとの対バン、あるいはNegiccoとコラボを組んで展開した「Negipecia」など、Especiaが「アイドル」を名乗るからこそできるライブ企画、楽曲に期待したいところです。


それにしても、Especiaの楽曲は、名うてのミュージシャンが参加しているかのようなドライブ感あふれるサウンドで、聴いてて、見ていて心地よかったのは間違いありません。楽曲で攻めるのも立派なオジサンキラーですなww