9月も今日で終わり。
10月は、いろいろなものが変わる時期ですが、私にとって最も大きな変化は、やはり「松下電器産業株式会社」が、正式に「パナソニック株式会社」に社名変更することかもしれません。
今年1月10日付の記事 でもネタにしたように、正月明け早々に発表された社名変更のニュースは、国内をはじめ、世界中を広く駆け巡りました。
私自身、仕事で松下関連の会社とお付き合いをしているということもありますが、それ以上に、生まれてからずっと変わらずに親しんできたブランドが、グローバル化の中で変遷を余儀なくされることに、ある種の寂しさを感じてしまった、というのが本音でした。
すでに、「National」ブランドを付けていた家電製品はすべて「Panasonic」の名前で店頭に並んでいます。企業はあくまで、未来に向かって突き進むのが建前ですから、大晦日のような派手なカウントダウンイベントは行わないでしょうが、自宅にいくつか残っている「National」ブランドの製品を見つめながら静かにカウントダウンの時を迎えましょうか。あと2時間足らずですが。