愛するパートナーに巡り会い、穏やかな時を2人で過ごす。
これは極上の幸福である。
やっとたどり着いた安息の地。
毎日を笑顔で過ごせる喜び。
これは私がもう50歳の声を聞く年齢だから、そんな境地に至ったのかもしれない。
今まで恋愛に関する多くの苦い思いをしてきた。
そんなことはこの先ないだろうとさえ思う。
妻が喜ぶことが私の幸せで、妻の願いが私の願いである。
争いが一つも起きない関係。
何とかここまで来た。
とても感慨深い。
妻の人間力の高さに感謝する。
妻は人の領域を超えて、神の領域に足を踏み入れている。
このような人を得ることはよほどの幸運である。
ここでひとつお伝えしたいことがある。
これほどの幸運な関係を得ても、心が騒つく(ざわつく)恋に巡り会うことがある。
穏やかな日々を愛している。
なのに出会いというのは、全てを変える力がある。
私でさえそんなことを感じる。
だから普通の人は素晴らしい愛を手に入れても、新しい恋の騒乱(そうらん)を求めてしまうのだろう。
世の中に不倫の種は多くある。
あとは芽を摘み取るかどうか、理性の働きが重要である。
愛は穏やかで、恋は刺激的である。