教育=学力の増進だと考える風潮が、今の日本にはある。


学問は確かに大事だが、そもそも学問の目的はなんであろうか。

それは素晴らしい人間になるために、己を修めることである。


「修身斎家治国平天下」という言葉があるように、まずは己の身を修め、やがては素晴らしい世の中を作り出すことが、学問の真価である。


このことを知らずして、テストの点取りばかりにこだわる教育では、子供の真価を発揮する教育とは程遠い。


そして世の中を見渡してみればわかるが、優れた人は自己肯定感が高く、自尊心が強い。

この自己肯定感と自尊心は、優れた人間になる必須条件と言える。


プライドばかり高くて、いけすかない人もいるが、実はそのような人は自分に自信がなくて、自己肯定感が低い人だ。


もしあなたが自分の子供を優れた人に育てたいなら、自己肯定感を教えて育てなさい。

私は子供に自己肯定感を教えることこそ、真の教育だと断言する。


自己肯定感が高い子供は好奇心が強く、それに比例して学ぶ力が強いそれに比例して学ぶ力が強い。

これに人生の目的意識が加わると優れた人になる。


自己肯定感が低下すると、それに伴ってテストの点が下がる。

これは法則である。