夫婦のお金の使い方は、そのまま価値観の違いである。

価値観が違う夫婦はいずれ離婚の憂き目に遭う。


だとすれば夫婦はその価値観の摺り合わせが不可欠である。

例えば趣味の小物をお小遣いの範囲で買うだけなら、夫婦間に亀裂が入ることはないだろう。

だがお金を使うことに関して、報告しない範囲が徐々に広がって、最後は取り返しがつかないことになるのが世の常である。


だとしたら夫婦での決め事が大切になる。

夫婦は1日30分以上の会話があれば、離婚の確率は減るという。

その会話の中で相談事をするのは良い方法だ。


その相談の中で決め事をする。

例えば「千円以上のものを買うときは、買う前に伴侶に報告をする。」

これが重要である。


物品の購入を反対されるのを恐れて、報告しない夫婦がある。

これは自らの伴侶を信頼していない表れである。

たとえ少額でも、購入物の報告をしあうのが良い夫婦である。


また伴侶の購入希望を全部反対する夫婦がある。

これでは相談する価値がなくなる。

このような夫婦は、いずれ相談することを意味がないと考えてやめてしまう。


伴侶に反対されることを恐れず、毎日30分の夫婦会議で購入希望を話し合う。

これが離婚を避ける秘訣である。

またこの夫婦会議を重ねると、本当に必要なお金の使い道が明らかになるだろう。